WORLD TAG LEAGUE 2015

日時: 2015年11月23日(月) 15:00開場　16:00開始
会場: 三重・桑名市体育館
観衆: 1,220人（満員）

第5試合 30分1本勝負
「WORLD TAG LEAGUE 2015」Bブロック公式戦

マイケル・ベネット
“キング・オブ・ダークネス”EVIL

マット・ターバン
内藤哲也

境界線

WITH マリア・ケネリス
（1敗＝0点）
（2勝＝4点）

09分53秒　デスティーノ→体固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　ターバン＆ベネットWITH マリアが『WORLD TAG』初戦で、内藤＆EVIL WITH BUSHIのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンと対決。

　内藤が例によってゆっくり黒スーツを脱ぎ、場内をざわつかせる。その後、ようやくベネット対内藤で試合が始まるも、EVILがいきなり背後から奇襲。しかしベネットは、内藤にフロントハイキックで反撃。さらに、EVILの突進をかわして場外に落とすと、ショートレンジドロップキックで内藤に追撃。
　その後、ターバン→ベネットの順で内藤にフロントハイキックを見舞い、ターバンがミサイルキックで追い討ち。そして、ベネットがシーソーホイップで内藤を持ち上げ、ターバンがエプロンからジャンピングハイキック。さらに、ベネットが内藤を固定し、ターバンがセントーンを浴びせる。
　ところが、ターバンのロープワークをEVILが妨害し、内藤が低空ドロップキックで逆転。そのままEVILと2人がかりでターバンをいたぶり、試合の主導権を握る。
　リングへ戻ったターバンは、EVILのチョーク攻撃、内藤のチンロックなどで苦戦を強いられる。しかし、コーナーを利用したジャンピングハイキックで内藤に逆襲。
　ベネット対内藤となり、ベネットがラリアット2連発、フロントハイキック、追走式スピアー。さらに、乱入したEVILにトラースキックを見舞うと、変型チョークスラムで内藤に追撃。
　苦しくなった内藤は、マンハッタンドロップ、スイングネックブリーカーで逆転。さらに、EVILの串刺しラリアットから、ベネットの顔面に低空ドロップキックを浴びせる。
　次に内藤は、ベネットを踏み台にしてエプロンへ飛び出し、トップロープ越えの低空串刺しドロップキックを狙う。だが、ターバンがコーナーを利用したジャンピングハイキックでカット。そして、ベネットがトペコンヒーロで内藤とEVILをまとめて押し潰す。
　ここでターバン＆ベネットは内藤にトレイン攻撃を見舞い、ターバンがラ・ブファドーラで追い討ち。そこからヘルメリーを狙うが、EVILがターバンを場外に追いやる。
　怒ったベネットがパンチを連射して行くが、EVILが顔面攻撃、ローリングラリアットで黙らせる。そして、EVILがレッドシューズ海野レフェリーの視界を遮ると、BUSHIが乱入してベネットに毒霧を噴射。直後に内藤がデスティーノで勝利を強奪した。

　試合後、内藤＆EVIL＆BUSHIがベネット＆ターバンをリングから排除。そして、内藤がロープを空けてマリアを呼ぶ。当然、マリアは応じず、ベネット＆ターバンと一緒に退場した。

COMMENT

内藤「（※東京スポーツの記者を見て）あれ？アジェル、アジェル、わかる？昨日、いたっけ？昨日、大事な日だったんだよ。何でいなかったんだよ？俺らのユニット名、せっかく言ったのに、何でいないんだ？俺たちは、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン。彼らはただのパレハじゃないんだ。これはロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンだ」
——タッグリーグは開幕2連勝になりましたが・・・。
内藤「だからさ、もう、ちゃんとメモしてよ。俺たちは、別にタッグチャンピオンに勝ちたいから（リーグ戦に）出てんじゃないんだよ。そういうリーグでしょ？何回も聞くなよ。このリーグ戦に出てんのは、このリーグ戦で優勝するためにだから。誰に勝ったからどうだ？そんなこと、俺が言うと思う？優勝に向けて言ってほしいの？じゃあ、言うよ。優勝に向けて・・・、その答えはトランキーロだよ」
EVIL「Welcome to the Darkness World。This is EVIL。Everything is EVIL。すべてはEVILだ」
BUSHI「Oh、マリア。もう日本人の方がいいんじゃないか？だってな。メンティラ、メンティラ、嘘だよ。言っとくけど俺は英語はしゃべれねぇからな。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」

※ベネット＆ターバン＆マリアはノーコメント