WORLD TAG LEAGUE 2015

日時: 2015年11月23日(月) 15:00開場　16:00開始
会場: 三重・桑名市体育館
観衆: 1,220人（満員）

第1試合 20分1本勝負

ジェイ・ホワイト
デビッド・フィンレー

KUSHIDA
マスカラ・ドラダ

境界線

09分14秒　雪崩式ダブルアームスープレックス→体固め

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　桑名大会のオープニングマッチは、NWA Jr.王者のタイガーが登場。KUSHIDA＆ホワイトとトリオを結成し、田口＆ドラダ＆フィンレーと対戦。なお、KUSHIDAは1月4日（月）東京ドームでIWGP Jr.王者ケニー・オメガに挑戦する。
　
　ホワイト対フィンレーのヤングライオン対決で試合がスタート。フィンレーがリストを取ると、ホワイトがヘッドスプリングで切り返す。しかし、フィンレーが腕を固めた。
　タイガー対田口の場面。タイガーがモンキーフリップで投げると、田口はアームホイップでお返し。すると、タイガーもアームホイップを返すが、田口がカウンタージャンピングヒップアタックで場外に落とし、ヒップアタック式トペフェイントを披露した。
　KUSHIDAvsドラダの場面。ドラダがKUSHIDAのパサーダを利用してセカンドロープへ飛び移り、そこからアームホイップを狙う。だが、KUSHIDAが腕をキャッチしてグラウンドへ持ち込む。
　しかしドラダは、エプロンからホワイトに延髄斬りをお見舞い。そして、スワンダイブでトップロープを越え、セカンドロープに飛び乗ってミサイルキック。これでホワイトが場外に落ちると、ノータッチプランチャで押し潰す。
　田口対ホワイトとなり、田口がランニングヒップアタック連射。さらに、自分の尻をホワイトの顔面にこすりつけ、ロープへ走る。ところが、ホワイトがカウンタージャンピングヒップアタックで逆転。
　KUSHIDA対田口の場面。KUSHIDAがスワンダイブチョップ、ミドルキック連射、セルフ式タイムスプリッターズコンビネーションとラッシュ。さらに、ハンドスプリングエルボーでドラダ＆フィンレーをまとめてなぎ倒す。
　次にKUSHIDAは前方から田口へ組みついてフロントネックロック。だが、田口がその体勢からKUSHIDAを投げ、スリーアミーゴを開始。KUSHIDAが3回目のブレーンバスターを回避すると、アンクルホールドを極める。しかし、KUSHIDAが右脚で延髄斬りを見舞って脱出。
　タイガー対フィンレーの場面。フィンレーが串刺しエルボースマッシュ、セントーン。その直後、ドラダがセカンドロープからのローリングセントーン、田口がスライディングヒップアタックでタイガーに追撃。そして、フィンレーがカミカゼで続く。
　だが、タイガーがカウンターローリングソバットで流れを変え、リバースダブルアームバー。これはドラダがカットしたものの、最後はタイガーがコーナー最上段からの雪崩式ダブルアームスープレックスでフィンレーを葬った。

COMMENT

タイガー「まあ、ライガーさんがいないシリーズということで、こういう形で、僕よりも若い世代の選手とこうやって組む、闘う・・・闘うことはいつも一緒なんですけど、組むということで刺激はすごいですよね。どう？ついていけてるでしょ？全然、見劣りしないでしょ？それはなぜか？少なからず僕も経験を積んできてるんで。まだまだ彼らには負けないという気持ちがありますし、（※自分の胸を指しながら）ここは一番（大切）だと思いますんで。早くライガーさんが（シリーズに）来て、直接当たるのは福岡（博多スターレーン）かな？どういう形で来るのか、非常に楽しみですね。まだタイトルマッチ決まってないんで、早くそれを決めてもらって、闘いたいですね」
KUSHIDA「会場にはスペイン語を理解できるスタッフがいないからね。いつもドラダの言葉は省略されちゃうんだけど、俺にはわかるよ。リング上でもビンビン伝わってくるよ。東京ドームで（ベルトを）獲れと。獲って、ドラダと1対1。1年間、新日本プロレスにいたんだから、その成果を発揮できる場所がほしいだろうし。（タイトルマッチ）やろうよ、『FANTASTICA MANIA』で」
※ホワイトはノーコメント

田口「連日、第1試合で若い力に混ざって勢いを感じながら、その若い勢いに負けないように。ピュッピュッピュッっと勢いのあるところを見せていきたいと思います。あとは（IWGP Jr.タッグ）チャンピオン、（1・4東京ドームでは）4WAYですか？どうなるかわからないけど、ドラダと・・・」
ドラダ「タグチとマスカラ・ドラダがイチバンのタッグチーム。カンペオナート、オネガイシマス。タグチ、一緒に組んで挑戦、オネガイシマス」
※フィンレーはノーコメント