WORLD TAG LEAGUE 2015

日時: 2015年11月23日(月) 15:00開場　16:00開始
会場: 三重・桑名市体育館
観衆: 1,220人（満員）

第3試合 20分1本勝負

ジュース・ロビンソン
キャプテン・ニュージャパン

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　真壁組vs永田組の6人タッグマッチ。前日の豊橋大会で行われた『WORLD TAG』Aブロック公式戦では、永田＆中西が真壁＆本間に勝利している。
　
　先発した真壁と中西がショルダータックル合戦で互角の勝負を繰り広げ、それぞれロビンソンとキャプテンにタッチ。キャプテンがジャンピングショルダータックルを放つも、ロビンソンが簡単にかわす。
　ここからロビンソンがパンチ連射で攻めると、キャプテンが左手を突き出して動きを止め、右手で地獄突きを見舞う。しかし、ロビンソンがフライングネックブリーカーで巻き返し、串刺しボディアタックで追い討ち。だが、次のキャノンボールはキャプテンがかわした。
　これで永田対ロビンソンになると、本間が乱入して小こけしを発射。しかし、永田が回避し、背中へサッカーボールキックをお見舞い。ここから永田組がロビンソンを逃がさず、キャプテンが本間を挑発して小こけしを浴びせる。
　しかし、ロビンソンは中西のジャンピングニードロップを回避し、ようやく自軍コーナーへ帰還。スイッチした真壁が、中西をパンチ連射でコーナーに追い詰め、乱入した永田を串刺しラリアットで蹴散らす。
　さらに真壁は、中西へ串刺しラリアット、頭部へのパンチ連射、カウンターラリアット。だが、中西がハンマースルーをこらえ、のど輪ラリアットで逆転。さらに、野人ダンスラリアットからアルゼンチンバックブリーカーに行くが、真壁が脱出。その後、両者のラリアットが相打ちになり、ダブルダウンとなった。
　本間対永田の場面。本間が逆水平チョップ連射、串刺しジャンピングエルボー、フェースクラッシャー。次の小こけしはまたも永田にかわされるが、追走式バックエルボー、ラリアットに繋ぐ。
　ここで本間はブレーンバスターの体勢に入るが、永田が腕固めに切り返す。すると、中西が真壁をアルゼンチンバックブリーカーで分断。さらに、キャプテンが本間に地獄突き、串刺しバックエルボーを食らわせ、永田が串刺しフロントハイキック、エクスプロイダーで追撃。
　ここでキャプテンはコーナー最上段からダイビングヘッドバットを放つが、本間にかわされて自爆。それでもキャプテンは下から回転エビ固めを繰り出すが、真壁がカットに入り、両腕ラリアットで永田＆中西を吹き飛ばす。
　すると、キャプテンは真壁に地獄突きを食らわせるが、ロビンソンがジャンピングバックスピンキックをお見舞い。その直後、本間がこけしロケットで追い討ちし、最後はコーナー最上段からのこけしで勝負を決めた。

COMMENT

永田「真壁・こけしに昨日は勝利したけど、あいつらの闘志は沈んでなかったね。間接的にリベンジされた。一つ負けたからってあきらめるようじゃ、プロレスはやってられない。敵ながらあっぱれな気持ちだった。なあ、先輩？」
中西「クソッ、クソッ。見とけよ。俺らが強敵やから、あいつらも気入れてきよったんやろ。見とけよ、明日や明日」
永田「見とけよ、俺たちの底力。年齢なんて関係ない。まだまだ俺たちは最前線でやっていくパワーが有り余ってるってことを明日の試合でしっかり証明してやる」
中西「見とけよ、コラ」
※キャプテンはノーコメント

真壁「リーグ戦？そんなもの関係なく、借りは必ず返す。全部返せば気が済むんだよ。怒りはまだ収まってねぇぞ。必ずカムバックしてやる。それだけだ」
本間「やっと今日、『WORLD TAG LEAGUE』戦、公式戦じゃないけど初日、初白星を挙げることができました。俺は昨日で、もうあとがない。これから毎日コツコツと白星を重ねていって、仙台（の決勝戦）にたどり着きたいと思います。優勝して、G・B・Hを応援してくれるみんなで幸せになろうぜ」
ロビンソン「俺が宣言してやるよ。ホンマサン、マカベサンが、この『WORLD TAG LEAGUE』に優勝する。ちゃんとやってくれるさ」