KUSHIDA組vsリコシェ組の6人タッグマッチ。なお、KUSHIDA＆シェリーとリコシェ＆サイダルは10月24日後楽園の「Super Jr. Tag Tournament」1回戦で対戦しており、リコシェ組が勝利。11・1後楽園の準決勝戦でマット＆ニックと対戦する。
　
　KUSHIDA対リコシェの場面。リコシェが倒立からヘッドシザースホイップを繰り出し、ヘッドスプリングで即座に立ち上がる。そして、ドロップキックでKUSHIDAを場外に落とすと、ハンドスプリング＆バク宙でフェイントを披露した。
　しかし、KUSHIDAがリコシェを赤コーナーへ引き込み、シェリーと共に腕へ集中攻撃を浴びせる。だが、リコシェはシェリーを突き飛ばして控えのKUSHIDAと激突させ、ようやく脱出に成功。
　キャプテン対ロビンソンの場面。ロビンソンがジャンピングショルダータックルをあっさりとかわし、セントーンを投下。そこからロビンソンがブレーンバスターで叩きつけ、リコシェがローキック、サイダルが低空ドロップキックを同時に見舞う。
　さらにリコシェ＆サイダルがダブルドロップキックを浴びせるも、キャプテンはジャンピングショルダータックルで2人に逆襲。ようやくスイッチしたKUSHIDAが、リコシェにスワンダイブチョップを叩き込み、旋回式ヘッドシザースホイップで投げ飛ばす。
　続いてKUSHIDAは、サイダルの腕にミドルキックを連射し、ハンドスプリングエルボーで追撃。すると、サイダルがその場飛びジャンピングニーアタックで反撃に出るが、KUSHIDAは即座にオーバーヘッドキックで報復。そして、パントキックからホバーボードロックを仕掛けるも、シェリー脱出し、ドラゴンスリーパー式ギロチンドロップを見舞った。
　シェリー対リコシェの場面。シェリーがコーナー最上段からのフライングボディアタックで先制し、追走式バックエルボーで追い討ち。それでもリコシェはその場飛びシューティングスタープレスを放つが、シェリーが膝で防御。すると、リコシェがバックスピンキックで巻き返すも、シェリーがトラースキックでやり返し、ダブルダウンとなった。
　キャプテン対ロビンソンの場面。ロビンソンが顔面パンチ連射、フライングネックブリーカー、串刺しボディアタック、キャノンボール、バックスピンキック、ダイビングヘッドバットと一気にラッシュ。苦しくなったキャプテンは、下から回転エビ固めを繰り出すが、ロビンソンがキックアウト。
　それでもキャプテンは地獄突きを食らわせ、ヒラボトムを仕掛ける。これをロビンソンが抵抗し、リコシェがキャプテンにスワンダイブジャンピングエルボー。そこからシェリーがリコシェにライダーキック、サイダルがシェリーにジャンピングバックキック、KUSHIDAがサイダルにマサヒロ・タナカ、KUSHIDAとシェリーがロビンソンにタイムスプリッターズコンビネーション。最後はキャプテンが新技のキャプテンスペシャル（※変型ラ・マヒストラル）でロビンソンから3カウントを奪取した。

キャプテン「（※記者に向かって）キミ、宝くじ買ったか？ 買ってないのか？ じゃあ、明日買うんだな。最後の技、知ってるか？ キャプテンスペシャルだ。しっかり書いといてくれよ」
※KUSHIDA＆シェリーはノーコメント
 
リコシェ「今日はアンラッキーだっただけだ。キャプテンがまた勝つなんて、誰も思ってなかったはずだ」
サイダル「だけど、俺たちにはいいニュースがある。コーラクエンホールでタイムスプリッターズに勝った。それは同時に、俺たちは最も危険なタッグチームであることを証明したことでもある。今日は、運があいつらに味方しただけだ。ジュース（ロビンソン）もキャプテンがあんな技を出してくるとは思ってなかった。ギブアップしたわけじゃない。バックステージに戻ってから泣き叫ぶこともない。（ロビンソンの）この目を見てみろ。もう次のチャンスを狙ってるぞ。次は彼が勝利をもぎ取るから」
ロビンソン「2回もキャプテン・ニュージャパンに丸め込まれて負けるなんて・・・」
サイダル「お前、今日はカウント2で力強く跳ね返したはずだろ？ 次はもっと強く跳ね返さないといけないな」
ロビンソン「そうだ。ちゃんとワン、ツー、で返したぞ」
サイダル「彼の肩の力はすごく強いんだから。あんなの簡単に跳ね返す」
ロビンソン「今日はキャプテンに負けたんじゃない。その前にタイムスプリッターズの連続攻撃を浴びていたから、自分がどうなってるのかわからなくて負けたんだ」
サイダル「次、勝てばいいだけのことだ。こいつ（ロビンソン）がキャプテンに負けるわけがない」
リコシェ「そうだそうだ。相手が誰であってもな。ライガーでも、タイガーでも。もちろん、キャプテンなんか相手にもならないさ」
サイダル「まあ、今日はキャプテン・ニュージャパンにとって、特別な日だったってことだ」