Road to レスリングどんたく 2015

日時: 2015年4月24日(金) 18:00開場　19:00開始
会場: 山口・キリンビバレッジ周南総合スポーツセンター
観衆: 1,700人（超満員）

第2試合 20分1本勝負

タイガーマスク
小松洋平

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　アメリカ遠征でNWA Jr.王座から陥落したライガーが登場。4月29日熊本の『レスリング火の国』では、現王者のスティーブ・アンソニーとリターンマッチを行なう。
　
　永田対中西で試合が始まり、手四つの力比べから打撃戦を開始。そこから中西がダブルチョップで永田をなぎ倒した。
　タイガー対田口の場面。田口がアームホイップを繰り出すと見せてフェイントをかけ、ヒップアタック連射。だが、タイガーがジャンピングヒップアタックをかわし、フライングボディアタック、ドロップキックで報復。
　タイガー対小松となり、タイガーがカウンターキチンシンク、背中へのサッカーボールキック。さらに、交替したライガーがロメロスペシャル、変型カベルナリアで追い討ちする。しかし小松は、串刺し掌底をかわして脱出に成功。
　これで今度はライガーが孤立し、中西がネックハンギングツリーで追撃。さらに、カットへ入ったタイガーにアトミックドロップを食らわせる。そこから田口がライガーへ串刺しヒップアタック連射を食らわせ、尻を顔面にこすりつける。
　続いて田口はジャンピングヒップアタックを見舞うが、即座にライガーが風車式バックブリーカーで逆転。
　永田対中西の場面。永田の串刺しフロントハイキック、フロントハイキックに対し、中西がカウンタースピアー、野人ダンスラリアット、アルゼンチンバックブリーカーで報復。しかし永田が巻き返し、エクスプロイダーで中西を投げ捨てた。
　タイガー対中西の場面。タイガーがフライングボディアタックを放つも、中西が受け止める。これでタイガー対小松となり、中西組がタイガーにトレイン攻撃をお見舞い。さらに、中西のラリアット＆田口のジャンピングヒップアタックというサンドイッチ攻撃から、小松がハーフハッチで3カウントを迫る。
　続いて小松は逆エビ固めを極めるが、永田がカット。すると、田口がダイビングヒップアタックを繰り出すが、タイガーにかわされて中西へ誤爆。その直後、タイガーがスピンキックを放つも、小松が回避してスクールボーイ。さらに、逆さ押さえ込みで3カウントを狙う。
　しかし、いずれも返したタイガーが回転十字固めで小松を丸め込み、カットに入った田口をライガーがプランチャで分断。最後は、タイガーがハイキックからタイガードライバーをさく裂させ、小松を仕留めた。

COMMENT

永田「（中西が相手だと）気持ちも盛り上がるし、お客さんも見入ってくれてるなって感じますね。今日は、今まで僕たちが闘ってきた軌跡がお客さんに伝わってるなと感じましたね。今日で47（歳）ですけど、23年間、闘ってきた中で、ここからもうひとヤマ作るっていうのが、俺自身にハッパをかける意味でも、みんなに見せつけるためにも、もうひと踏ん張りしますよ」
ライガー「熊本（大会）も近いんで、タイトルマッチは万全で。練習と食事と休み・・・うまく取り組んで熊本に向けて調子を上げていってますんで。絶好調です。自分自身、リングに上がっていても楽しいし、体も軽いし。きっちりベルトは取り返しますよ。ファンの皆さん、ぜひ熊本に足を運んで、ライガーを応援してください」
——でも、ライガー選手の場合、調子がいいときほど足元をすくわれますが・・・。
ライガー「オイ！ホントのこと言うな！」
※タイガーはノーコメント

田口「あの誤爆がなければ・・・。まぁ、中西さんと永田さんの連係、イーストゴールドでしたか？それをケツでするっていうチャンスがあったんですけど、ちょっと中西さんとは相性が悪いかな。回数をこなしたら乗り切れるっていうもんでもなく、相性が悪いなって・・・」
※中西＆小松はノーコメント