●第1試合　15分1本勝負
東京ドームダークマッチ出場者決定戦
×田中翔
（10分06秒 逆片エビ固め）
○小松洋平
 
【試合経過】試合開始前、尾崎仁彦リングアナウンサーがリングに登場。タイガーマスクが盲腸でリタイヤとなり、『大プロレス祭り2014』、1月4日東京ドーム、1月5日後楽園ホールを欠場すると発表。さらに、この試合の勝者が、タイガーに替わってドーム大会へ出場することをファンに告げた。
　
　チョップ合戦から小松がヘッドロック、ショルダータックル。さらに、チンロック、アームホイップ、ボディシザース、串刺しバックエルボー、ハーフハッチ、ボディスラム、逆片エビ固めと畳み掛ける。
　
　しかし、田中がカウンタードロップキックで逆襲し、エルボー連打、串刺しバックエルボー、サイドスープレックス、ボディスラムで追撃。次のジャーマンスープレックスは阻止されたものの、逆エビ固めでギブアップを迫る。
　
　これをロープへ逃れた小松は、下からの回転エビ固め、首固めで3カウントを狙う。そして、逆さ押さえ込みを繰り出し、そこから切り返して逆エビ固めを極める。
　
　劣勢の田中は、張り手で流れを変え、ショートレンジドロップキックで逆襲。だが、小松が超低空タックルから逆片エビ固めを極め、たまらず田中はギブアップ。見事、小松が東京ドーム出場のキップを手に入れた。
　
【試合後コメント】
小松「いや〜、急にね。新年一発目、勝ち、結果・・・。その先に何が待っていたかというとドームが待ってた。ドームだよ？ドーム！ 夢にまで見たドームが待ってたよ。たしかに俺は今年、初詣で“大吉”を引いたからね。これが神様のプレゼントなのか？ 自分の実力なのか？わからないけど。ドーム、本当にうれしい！ ダークマッチ？ 関係ないよ！ 夢だから！」
　
●第2試合　20分1本勝負
　BUSHI
　キャプテン・ニュージャパン
○本間朋晃
（こけし→片エビ固め）
×邪道
　YOSHI-HASHI
　高橋裕二郎
　
【試合経過】BUSHIと邪道が先発し、ウニベルサルで目を回した邪道が、延髄斬りを食らってバッタリとダウン。本間対高橋となり、高橋のエロネックブリーカーに対し、本間が小こけしで報復。
　
　その後、高橋組がキャプテンを捕まえ、ラフ殺法でいたぶり続ける。苦しい時間の続いたキャプテンだったが、ブレーンバスターと延髄斬りでYOSHI-HASHIに逆襲。タッチを受けたBUSHIが、得意技を連発するも、YOSHI-HASHIがカウンターラリアットで逆転。
　
　本間対高橋の場面。本間がエルボー連打、串刺しジャンピングエルボー、フェースクラッシャー。さらに、高橋のブレーンバスターを切り返して反対に投げ捨てる。だが、高橋はフラップジャックで本間の首をトップロープへ打ちつけた。
　
　本間対邪道の場面。トレイン攻撃から邪道がパントキック、高橋がラリアット。さらに、邪道がグリーンキラーで追い討ちをかける。しかし、次のビューティフルパントキックを本間がかわし、キャプテンが地獄突き、ジャンピングショルダータックルをお見舞い。
　
　さらに、本間がラリアットで追撃すると、BUSHIがトペスイシーダでYOSHI-HASHIを分断。最後は、本間がこけしからの片エビ固めで3カウントを奪った。
　
●第3試合　30分1本勝負
○獣神サンダー・ライガー
　スーパー・ストロング・マシン
（11分41秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め）
×熊野準
　原田大輔
　
【試合経過】ライガーと原田の先発で試合がスタート。ライガーが変型ロメロスペシャルで先制すると、原田は変型サーフボードストレッチでやり返した。
　
　マシン対熊野の場面。マシンが熊野を子供扱いし、カウンターエルボー、サーフボードストレッチなどで攻め立てる。さらに、交替したライガーもスライディングキックで続き、ロメロスペシャルで悶絶させる。
　
　苦しくなった熊野は、ライガーの串刺し掌底をかわして串刺しドロップキックを見舞い、フライングフォーアームで脱出に成功。替わった原田がライガーに対し、串刺しジャンピングエルボー、ダイビングフットスタンプ、低空ドロップキック、プランチャ、フィストドロップ、アームホイップからの膝蹴り、ノーザンライトスープレックスホールドと猛攻を見せる。
　
　しかし、串刺し攻撃を回避したライガーが、風車式バックブリーカーで逆襲。スイッチしたマシンが、原田に串刺しラリアット、DDTをお見舞い。さらに、両腕ラリアットで原田と熊野をまとめて蹴散らした。
　
　ライガー対熊野の場面。マシンの串刺しラリアットから、ライガーがカウンター掌底、パワーボム。そして、ブレーンバスターの体勢に入るも、熊野が首固めに切り返す。
　
　すると、ライガーは掌底を放つが、熊野がかわして丸め込む。しかし、ライガーがカウンター空中胴締め落としで叩きつけ、最後は垂直落下式ブレーンバスターで完勝を収めた。
　
　試合後、ライガーが「ご来場の皆様、明けましておめでとうございます！」と新年の挨拶。東京ドーム大会の活躍をファンに約束した。

 『バディファイト presents WRESTLE KINGDOM 8　in東京ドーム』