7月8日、松本大会の試合前、CHAOSの外道選手が記者会見を開き、7月19日札幌で棚橋弘至選手と一騎打ちを行なう飯塚高史選手の代理として、コメントを発表。なんと、“絞め落とされたほうが負け”という特殊ルールの採用を要求した。
■外道選手のコメント
外道「飯塚の代理で要求を持って来たんだよ。札幌のシングルで、面白いルールでやってやろうかなと思って。“絞め落とされたほうが負け”というルール。リング上で絞め落とされたヤツが負けだよ。棚橋のヤツが、見た目どおりのオカマじゃなきゃ受けるだろ。アイツがオカマで、ブルッて『受けねぇ』っつうんならそれでいいけどな。飯塚サイドからの要求だよ」
■マスコミとの質疑応答
–飯塚選手にとって有利すぎるルールなのでは?
外道「ふざけたこと言ってんじゃねぇよ、この野郎!(苦笑) 誰が有利なルールを提案したんだよ!? ただ面白くしてやろうかなと思ってるだけだよ。受ける・受けないはあの野郎の自由だからな」
–棚橋選手が「受けない」と言ったら?
外道「オカマだよ。チキン(弱虫)だよ。一生、『チキン野郎』って言ってやるよ。言い続けてやるよ。『アイツは逃げた』って。アイツが現役を続けているあいだ、ずーっと言ってやるよ。『逃げた野郎だ』って。一生、言い続けてやる」
–絞め落とす攻撃以外は無効になる?
外道「細かいルールなんかどうでもいいんだよ。ただ、フィニッシュは絞め落としたほうが勝ちだよ」
–それ以外の決着は認めない?
外道「そうだよ。それが要求だよ。あんなワケのわかんない上からブッ飛んでくるようなワン・ツー・スリー(ハイフライフロー)とかじゃねぇ。絞め落としたほうが勝ち。決着はそれだけ。あとはどうでもいい。(憎憎しげに)じゃあ、(棚橋が)逃げないことを望んでるよ」
飯塚選手は、必殺のスリーパーホールドで棚橋選手を3度の失神に追い込んだ張本人。それだけに、このルールは最も得意とする土壌であり、棚橋選手にとっては危険極まりないものだと言える。
果たして、棚橋選手は理不尽とも思えるこの要求を飲むのだろうか?
■7月19日(月)北海道・北翔クロテック月寒ドーム 15:00開始