「BEST OF THE SUPER Jr.XVII」決勝戦から一夜明けた6月14日、優勝者のプリンス・デヴィット選手が記者会見で現在の心境を語った。
デヴィット選手は、6月19日「DOMINION 6.19」(大阪府立体育会館)で、プロレスリング・ノアの丸藤正道選手が持つIWGP Jr.ヘビー級王座に挑戦する。
■デヴィット選手のコメント
「若いころからの夢だった『SUPER Jr.』で優勝することができて、とてもよろこんでいます。『SUPER Jr.』には2006年に初出場したけど、2年連続で結果が伴わなかった。去年は準優勝までこぎつけ、今回ついに優勝という栄冠を勝ち取ることができました。新日本ファンのみんなのサポートが非常にうれしかったです。6月19日大阪で丸藤を倒し、必ずIWGP Jr.ベルトを新日本へ奪還したい。責任重大ではあるけど、あまり考えずに行きたい。新日本の代表として、(獣神サンダー・)ライガーさん、金本(浩二)さん、田口(隆祐)、みんなの気持ちを背に受けて頑張りたいと思います」
■マスコミとの質疑応答
–「SUPER Jr.」の決勝から中5日という短い期間でのタイトル戦となりますが?
デヴィット「たしかに昨日の試合で疲れているし、体が痛い部分もある。でも、5日間あればリカバーするには十分。6月19日は100パーセントのコンディションで挑みたいと思います」
–昨日の夜はどのように過ごしましたか?
デヴィット「道場に直行して、シャワーを浴びて一休み。そのあと、小林(邦昭:道場管理人)さんや吉橋(伸雄)たちと祝杯をあげました。日本酒にもトライしたけど、いつものようにこれはダメだった(笑)。ちょっとだけのつもりが、朝4時まで飲んでしまいました」
–大阪でIWGP Jr.王座を獲得したら、決勝戦で闘った飯伏幸太(DDTプロレスリング)選手と防衛戦をしたいという気持ちはありますか?
デヴィット「もちろん、そういう気持ちはあります。飯伏選手とは昨日で3度目のシングルマッチだったけど、いつも非常にいい試合ができる相手だと思っています。昨日は飯伏選手にちょっとアクシデントがあったけど、次の対戦のときは良い状態で試合をしたい」
–ライガー選手に学んだことというのは?
デヴィット「新日本にきて以来、最初からライガーさんに学びました。そして、これまでもずっとライガーさんに学び続けてきたし、レスリングのすべてを教えてもらいました」
–丸藤戦に向けた対策はありますか?
デヴィット「前回は残念ながら負けてしまったけど、自分のコンディションが悪かったのも一つの要因。リーグ戦では、ブラディサンデーも十分使うことができたので、今回はいいコンディションで臨んで、相手を仕留めたいと思います」
–優勝賞金500万円の使い道は?
デヴィット「しっかりアイルランドに持ち帰って、“家族孝行”に使いたいと思います」
●6/19(土) 『DOMINION 6.19』大阪・大阪府立体育会館大会
- 2010.6.15
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