6月16日、新日本プロレス事務所にて、来る6月19日(土)大阪大会で行われるIWGPJr.ヘビー級選手権、丸藤正道(王者/プロレスリング・ノア)vsプリンス・デヴィット(挑戦者)の調印式が行われた。
■プリンス・デヴィットのコメント
「『BEST OF THE SUPER Jr.』で、いい試合と満足な結果を残すことができ、6月19日でマルフジ選手に挑戦することができました。新日本の代表として恥じない試合をしてベルトを必ず新日本に取り戻したいと思います!」
■丸藤正道のコメント
「そうですね。今回でデヴィット選手とは、3回目の闘いになるんですけども、彼も先日の『SUPER Jr.』に優勝したということで、ボクが『SUPER J CUP』で優勝したときと似た気持ちで、『SUPER Jr.』のチャンピオンとIWGPJr.のチャンピオンの闘いとして考えていますので、これに勝てば、『J CUP』、IWGPJr.……そして『SUPER Jr.』のチャンピオンより強いということで、新日本では申し分のない最強のジュニア、ということになると思うんで、これは必ず落とさずにシッカリ勝ちたいと思います」
■質疑応答
——おたがいの印象をお聞かせください。
デヴィット「丸藤選手が世界のトップであることは間違いないと思います。彼の過去の試合も観ましたが、そこも参考にしてオーサカの試合に挑みたいと思います」
丸藤「そうっすね。毎回、毎回、スーパーガイジンだの、ハイパーガイジンだのといった例えを使ってますけど、僕もノアだけじゃなくいろんな団体やアメリカ、メキシコ、ヨーロッパ、いろんな場所に上がってますけど、彼はレスラーとしてのスキルは相当に高いものを持っていると思うんで、一つも油断することなく、シッカリ勝ちを狙いにいきたいです」
——今年の『SUPER Jr.』は例年以上の盛り上がりでしたが、丸藤選手はご覧になりましたか?
丸藤「ま、実際に観ることもないですし……あ、一回だけ(ディファ有明大会)観たか? ……ま、そんなに情報は得ていない中で。ま、俺の中でこのプリンス・デヴィットという選手が勝ちあがってくる人間だろうな、と思っていたんで予想どおりといえば、予想どおり」
——丸藤さんは『SUPER J CUP』で優勝したときに、「『J CUP』に出た選手の気持ちも背負って、(1,4東京ドームで)タイガーマスクに挑戦する」と言ってましたが、今度は逆パターンになりますね?
丸藤「そうですね。ま、彼を倒せば、そこに出場していた全選手の気持ちも背負うという気持ちになるかなと。……ま、これを乗り越えたら、次は“最後の砦”吉橋(伸雄)が待っているのかな、と。待ってないか?(笑)。そこを楽しみにデヴィットに勝ちたいと思います。」
デヴィット「『SUPER Jr.』も去ることながら、マルフジ選手にもう一度挑戦できるチャンスを与えてもらったことにとても感謝してますし、このチャンスを活かしたいと思います。『SUPER Jr.』でいろんな選手と闘ったことが非常に自信になってるし、そこを糧に闘いたいと思います」
●6/19(土) 『DOMINION 6.19』大阪・大阪府立体育会館大会