6月14日、新日本プロレス事務所で記者会見が行われ、6月19日「DOMINION 6.19」(大阪府立体育会館)の全対戦カードが菅林直樹社長より発表された。
「BEST OF THE SUPER Jr.XVII」の結果を受け、IWGP Jr.ヘビー級選手権試合(王者)丸藤正道vs(挑戦者)プリンス・デヴィットが正式決定。また、負傷欠場中だった中邑真輔選手が復帰戦を行なうことも決まり、その相手が元WWEの“格闘戦士”ダニエル・ピューダー選手となることも明らかになった。
さらに、獣神サンダー・ライガー選手と吉橋伸雄選手のメキシコ遠征出発と、メキシコ遠征中だったタイチ選手の帰国も、併せて発表された。
■IWGP Jr.ヘビー級選手権試合について
菅林「今回の『BEST OF THE SUPER Jr.(XVII)』はシリーズを通して話題も抱負で、熱戦も目白押しで、ケガを負ってしまった選手が何名か出てしまったことは残念でしたが、ここ数年の中でも大変充実した内容の『SUPER Jr.』になったと思います。昨日のデヴィット選手の優勝を受けて、6月19日大阪大会、IWGP Jr.ヘビー級選手権試合、王者・丸藤正道vs挑戦者・プリンス・デヴィットの試合を決定いたします。今シリーズはメインを任せることも何度もあり、名実共にデヴィット選手は新日本Jr.の代表と言える存在になったと思います。丸藤選手からのベルトの奪還を託したいと思います」
■中邑選手の復帰戦について
菅林「左肩肩鎖関節負傷で欠場していた中邑真輔選手が、大阪大会から復帰となります。対戦相手は、新日本プロレス初参戦となるダニエル・ピューダー選手です。現在はアメリカの「Strike force」を中心に活動。総合格闘技では8戦無敗を誇り、かつてはWWEに在籍していたこともある強豪選手です。新日本には様々な選手から参戦オファーが来ておりますが、その中から『中邑と戦いたい』という選手を今回の復帰戦の相手として選びました」
■ライガー選手&吉橋選手、タイチ選手について
菅林「ライガー選手と吉橋選手からの希望がありまして、メキシコへの遠征が決定いたしました。大阪大会を欠場し、メキシコに近日出発いたします。ライガー選手、吉橋選手ともに帰国時期未定の遠征となります。また、メキシコ遠征中だったタイチ選手の帰国も決定いたしました。6月28日のディファ3連戦(『J SPORTS CROWN』)からシリーズに合流します。CMLLのビッグマッチでメインを務めるまでに成長した証を、新日本マットでも示して欲しいと思います」
●6/19(土) 『DOMINION 6.19』大阪・大阪府立体育会館大会