棚橋&中邑が久々のタッグ結成!/海野レフェリー20周年興行会見
7月29日夕刻、新日本プロレス本社・大会議室にてレッドシューズ海野レフェリーが記者会見を開き、「レッドシューズ海野レフェリー20周年記念興行」(8月26日後楽園ホール)の全対戦カードを発表した。
この会見には、久々にタッグを結成する事となった棚橋弘至選手、中邑真輔選手も同席し、記者団の前でコメントした。
=海野レフェリー、棚橋選手、中邑選手のコメント=
海野「興行を打つ上でカードが一番難しいと思っていたのですが、大会一ヶ月前に全カードを発表できるというのは非常に嬉しく、菅林(直樹)社長をはじめ、選手、スタッフ、関係者の方々に深く感謝いたします。8月26日は全6試合で、バラエティに富んだ選手に集まって頂けたと思っています。今日は何故この2人を選んだのかというと、今後レフェリーとしてやっていくにあたって、彼らが大きなウェイトを占めていく。レフェリーとして一番関わりが深く、長く付き合う選手になると思っています。現状は、本隊とRISEとして闘っている2人ですが、今回は20周年という甘える言葉を出して、タッグを結成して頂こうと。1年5ヶ月ぶり(のタッグ結成)という事で、過去の連携プレイも忘れていない時期だと思います。いい試合を期待しています」
棚橋「海野レフェリーから組んで欲しいと言われた時に、今組むのも面白そうだなというのが最初の気持ち。元々僕はリング上では“1人もん”なので、組む事に対して抵抗はなかったです。海野レフェリーの20周年興行に華を添えるというので、ド派手に行きたいと思います。という訳で、タッグを組むからには中邑選手にもエクステを付けてもらおうかなと」
中邑「海野さんには公私共にお世話になっております。このバラエティに富んだカードの中で、自分達が華を添える事ができればと思いまして。タッグを組む事には、自分も棚橋選手同様、違和感は特に感じていません。ただ組むに当たってエクステを付けて欲しいという事なんですけど、まぁ、1人花火大会が2人花火大会になってしまうので自分は……。まぁ、その時までに考えておきます(笑)」
※以下、記者団との質疑応答の模様
–これをきっかけにタッグを継続していく可能性はありますか?
棚橋「まぁ、G1(CLIMAX 2008)でどうなるかも分からないし。前回、タッグチャンピオンの後、袂を分かちましたけど、それは闘っていく方がいいという事で分かれたので。組むかどうかは全然分からないですね」
中邑「流れ次第では組む事もあるでしょうし、そのまま平行線を辿る事もあるでしょう。特別興行ですけど、闘って何か得るものもあるでしょうし、生まれるものもあると思ってます。組んだ後の事が予測できないので、ちょっと期待をかけてみたい」
–海野レフェリーの印象をお聞かせください。
海野「逆にこれ、俺も2人の印象を言った方がいいの?(笑)」
棚橋「(笑)そうですね、人生の大先輩ですけど、この業界の酸いも甘いも知っている方ですから。本当に尊敬しております」
中邑「レッドシューズという名前にも入っていますけど、本当に赤色が好きで。下着から靴下から靴から携帯(電話)から、目につくもの全てを赤でそろえていますね」
海野「今日もネクタイ、赤だから」
中邑「赤色というのは、血圧が上がるんですよね。それが心配です(笑)」
海野「(笑)この前、天龍(源一郎)さんと話をする機会があって、2人の事は一番気にしている存在らしいです。今現在、立派なメインイベンターで素晴らしい2人だと。僕もその通りだと思います。だからこうやって彼ら2人を会見に呼んだ訳だし、喜びも悲しみも一緒に味わっていく仲間というか。これからの新日本の歴史を作るのはこのメンバーだと思います。そこが僕は一番のポイントで、今後はそういうテーマを持ってやる事が一番重要なのかなと」
–その前に8月16日両国大会ではタッグマッチで対戦しますが?
棚橋「まぁ、それを通過しないといけないですね。どう転ぶか分からない」
中邑「最後のリーグ戦の前にスペシャルタッグマッチがあるので、意識が散漫にならないようにしなきゃいけない。まだ、棚橋選手と組むのに時間の余裕はあるので、現時点ではフォーカスしないでおこうかなと。まずはG1ありきだと思っています」
–久々のタッグ結成でファンに何を見せたいですか?
棚橋「いちばんスゲェのはプロレスだっていうのを僕も証明したいし、中邑選手がプロレスを愛しているかどうか確認したい」
中邑「まぁ、1年5ヶ月ぶりにタッグを組むので、そこで連携だったり何だったりってのは、当日蓋を開いてみるまでは分からない。この間に2人とも色んな事があったと思います。それもリングに反映されるんじゃないかなと」
レッドシューズ海野レフェリー20周年特別興行
〜喜びも悲しみも3カウント〜
8月26日(火)
東京・後楽園ホール
19:00試合開始
=他団体特別参戦選手=
天龍源一郎(フリー)
初代タイガーマスク(リアルジャパンプロレス)
越中詩郎(フリー/平成維震軍)
木村健悟(フリー/平成維震軍)※マネージャーとして参戦
望月成晃(DRAGON GATE)
ドン・フジイ(DRAGON GATE)