後藤選手のラッキーアイテムはデニム、結婚は2年後!?/ 「SUPERSTAR POP JAM」報告
7月27日(日)、埼玉・イオン北戸田ショッピングセンターにて「G1 CLIMAX 2008」開幕直前イベント「SUPERSTAR POP JAM」が開催された。集まった多くのギャラリーが1階、2階、3階からステージに視線を送る中、このイベントでは3つの企画が行なわれた。
「タイガーマスクオリジナル☆デザイン抽選会」
事前に募集した「タイガーマスクオリジナル☆デザイン」に参加したちびっ子(参加対象は12歳以下)の中から抽選で5名に賞品(「G1」両国大会チケット、新日本スポーツタオル)が贈られるというこの企画。ステージに登場したタイガー選手が、イベントの進行を務めた笹田道子さんと共にくじ引きによる抽選を行なった。
タイガー選手は、当選したちびっ子1人1人に賞品とサイン色紙を手渡し、握手・記念撮影にも笑顔で応じた。
記念撮影の際、持参したIWGP Jr.ヘビー級のベルトをちびっ子に持たせてあげるなど、終始ちびっ子たちに優しく接していたタイガー選手。「次、9月のシリーズではたぶんタイトルマッチがあると思います。皆さんに素晴らしい試合を見せて、必ず防衛したいと思いますので、これからもタイガーマスク、新日本プロレスを応援よろしくお願いします」と、ステージ上でコメントすると、ちびっ子たちの歓声を浴びながら退場した。
「G1 CLIMAX 2008出場選手 デラックストークショー」
天山広吉選手、棚橋弘至選手、永田裕志選手、井上亘選手、中邑真輔選手、後藤洋央紀選手の「G1」に出場者6名が、お笑い芸人の東京ダイナマイト(ハチミツ二郎さん、松田大輔さん)と共にトークショーを行なった。
松田さんの呼び込み(意外といい声)で6選手はステージに登場。それぞれ来場したファンに向かって挨拶した。
その場面で棚橋選手は、「皆さん、初めまして。人気・実力・ルックス、全てナンバーワンの棚橋弘至です。今日も黄色い声援を中心によろしくお願いします」と早くも“棚橋節”全開でファンを沸かせていた。
まずは、事前に6選手にした「G1」に関するアンケートを基に、東京ダイナマイトの2人が選手をランダムに選んでいき、トークが進められた。その後、吉本興業所属のタレントであり占い師をしている小笠原まさやさんがステージ上に登場。6選手を占った。
最初に小笠原さんは6選手の財布を見て、誰に金運があるかを占った。迷彩柄の2つ折りの財布を持っていた棚橋選手は、「色が入り組んでいるのがオススメできないのと、2つ折りはダメなんです。お札の形を曲げている状態は、お金にストレスがかります。0点です」と小笠原さんから言われ、散々な結果に。そんな中、黒の長財布を持っていた中邑選手と後藤選手のRISEコンビは、90点という高評価を得た。
その理由は、「お葬式の時、黒と白の垂れ幕を掛けますよね。黒というのは、物事がこれ以上悪くならないように止めるという効果があります。それで黒を使います。ですから、黒いお財布というのはこれ以上お金が出て行かないんです。あと、長財布は(お札の)形を変えないので、お金がこれ以上出て行きません」との事。
続いて、6選手の名前と生年月日で占いをし、「G1」に向けての“開運の鍵(ラッキーアイテム)”を各選手に伝えた。
=占いの発表の模様を再現=
小笠原「後藤さん、開運の鍵はデニムです。下にジーンズをはくのもいいですし、Gジャンを着て頂いてもいいです」
松田「今の時代、Gジャンですか!?」
ハチミツ「Gジャンで両国の花道を駆け抜けてほしいっていう気持ちもちょっとありますけど、バンダナ巻いて(会場大爆笑)」
後藤「(苦笑)」
小笠原「後藤選手は、生まれながらの星に気配りの星っていうのを持っています。非常に優しい性格です。でも、今年の夏はエゴイスト。自分の為だけに動いて頂かないと、なかなか結果に繋がらないです。自己中心的になる為には、藍染のデニムっていうものを絶えず身につけて頂く事で、自分の為だけに動けます」
後藤「デニム、気をつけて身につけます」
小笠原「後藤さん、他に気になる事があると伺っていたんですけど」
後藤「あっ、……結婚(笑)。1人だけ出遅れているので(笑)」
小笠原「結婚は2年後です。後藤さんの恋愛の運気はモテます。ただし、向こうから来る人は全てハズレです。受け身でいる限り、なかなかいい形の恋に繋がらないので攻める事を心がけて下さい」
後藤「基本、受け身なので(笑)」
松田「じゃあ、ジーパンはいて、女の子を捜すと(笑)」
ハチミツ「ジーパンはいて、ディスコへ行きましょう(笑)」
後藤「ありがとうございます(笑)」
その他の選手の開運の鍵は、棚橋選手がレターセット、中邑選手がごぼう、井上選手が化粧、永田選手がみょうが(併せて「今年は女難の相がある」と占われた)、天山選手が温泉(併せて「ここ2年間、運気は底辺だった」と占われた)という結果であった。
また、小笠原さんは占いを使った「G1」優勝予想で天山選手の名前を挙げた。天山選手は、「ホントですか!? 嬉しいですね」と、笑顔で喜んでいた。
最後に各選手は「G1」に向けての意気込みを述べ、トークショーは終了した。
=各選手の意気込み=
後藤「今回、『G1 CLIMAX』初出場という事で、今まで誰も成し遂げたことの無い初出場・初優勝という偉業を俺が成し遂げたいと思います」
中邑「今年は勝ちにこだわる厳しい試合をやっていきたいと思います。応援よろしくお願いします」
井上「僕も初出場ですけど、一戦一戦を闘い抜いて、優勝を目指して頑張りたいと思います。ここにいらっしゃる方でプロレスを観た事が無い人もいると思いますが、ぜひ会場へお越し下さってプロレスを観て下さい」
永田「最初は完走できればいいなと思っていたんですけど、最近また調子が上がってきて、優勝したいという欲が出てきました。よろしくお願いします」
天山「今年も優勝して4度目の優勝(をする)。占い通りにいけば、優勝は間違いないと思うので。皆さんの応援が一番のエネルギーになるので、ぜひ応援に来て下さい」
棚橋「今、こうしてスーツを着ていますけど、俺、脱いだ方が凄いんで、ぜひ会場で俺の体を見て下さい。2連覇します!」
「蝶野正洋スペシャルトークショー」
最後に行なわれた企画は、蝶野選手のトークショー。アリストトリスト製の浴衣姿でステージに登場した蝶野選手が、東京ダイナマイトの2人と展開したトークの模様をここに一部抜粋する。
ハチミツ「今回は『G1 CLIMAX』、出られないんですね、蝶野さん」
蝶野「卒業ではないですけども、今は若い選手が物凄く出てきている。彼らの中に入って連戦をする自信は、今年は無かったですね」
ハチミツ「松田さん、分からないと思いますけど、(蝶野選手は)5回優勝していますからね」
松田「おお、凄いですね!(観客から拍手)」
ハチミツ「5回優勝しているから、殿堂入りでもいいんですけどね」
蝶野「でもね、これ(『G1』)が20年、30年と続いて来たら、新しい記録も出てくるだろうし。今のうちだけだと思いますよ」
ハチミツ「そんな事無いですよ。一歩引いた目で今回の『G1』の予想というか、優勝者は?」
蝶野「去年も言ったかもしれないですけど、外国人のバーナード選手。非常にバランスがとれている。この間のタッグ選手権の試合(7/21月寒)もレスリングをしたりと、今までのバーナードとは違う事をしていた。ずっと日本人選手が来ているところで、外国人選手に1つ歴史を作ってほしいな。そういう刺激があった方が面白いかなと。バーナードがイチオシです」
トークショー終了後、蝶野選手はサイン・撮影会をステージで開催。行列を作ったファン1人1人と交流し、親子連れのファンがいると、子供を笑顔で抱きかかえて記念撮影に応じた。
そして、蝶野選手は「自分は『G1』に出ませんけど、『G1』はしのぎを削って熱い闘いする選手の姿が観れる場所です。よかったらテレビ、一度生観戦で選手を応援して下さい。自分も両国大会に顔を出します。今年も『G1』大成功になるよう頑張りますので、今年もよろしくお願いします」と挨拶。大歓声を浴びながらステージから退場し、「SUPERSTAR POP JAM」は幕を閉じた。