4月13日大阪大会まであと3日!/田口隆祐、サムライジムの看板を賭け、IWGP Jr.ヘビー級王座に初挑戦!
第7試合
60分1本勝負
IWGP Jr.ヘビー級選手権試合
稔
(王者)
VS
田口隆祐
(挑戦者)
※王者は3度目の防衛戦
その存在が明かされて以来、新日本プロレスのJr.戦線に“熱い風”を運び続けているサムライジム。ファンからの声援も日に日に拡大し、今やその人気はJr.ナンバー1といっても過言ではない。
そんな中、エル・サムライ会長の一番弟子である田口隆祐選手が、稔選手の持つIWGP Jr.ヘビー級王座に初挑戦する。そして、稔選手の挑発を受けた田口選手は、この1戦にサムライジムの看板を賭けることを決意。
約4年半のキャリアの中で最大の大一番に挑む田口選手を直撃した——。
■サムライジムはnWoを超える勢力になる!
–今、話題のサムライジムですが、田口選手が入門した経緯は?
田口「僕は、昔から会長(エル・サムライ)のレスリングに憧れていたんです。それで、今年の初めにケガで欠場していた時に色々と考え、自分のレスリングの幅を広げるため、入門を決意しました。去年、会長と一緒にIWGP Jr.タッグ王者だった時も、試合をして行く中で成長する部分があったので、直接指導してもらうことで、より成長できると考えました」
–IWGP Jr.タイトル初挑戦に向けた意気込みをお聞かせ下さい。
田口「ファン時代、練習生時代、それから今に至るまで、常にIWGP Jr.シングルのベルトを一番高い目標として来ました。そういう意味で、NWA(世界Jr.ヘビー級王座)に挑戦する時とは、また違った形での緊張感と期待感がありますね。僕はシングルのベルトが懸かっている試合だと、どうしても緊張して動きが固くなってしまうので、まず立ち上がりを大事にして行きたいです」
–3月31日の調印式では、王者の稔選手が「サムライジムの看板を賭けろ」と要求して来ましたが?
田口「看板を賭けるということは、サムライジムそのものを賭けるということ。たしかに責任を感じるけど、『看板を賭けろ』と言われて『それはできない』と言ったら、その時点で負け。まぁ、要するに勝てばいいことですからね。大丈夫ですよ。会長からも『オマエに任せる』と言われています」
–タイトルマッチ用の秘策はありますか?
田口「まだ、今のところないです。でも、サムライジムに入ってから、丸め込みなどの新しいフィニッシュを使って実際に勝っていますからね。サムライジムでの日々の練習が、試合の中で咄嗟に出て来るんじゃないかと思います」
–稔選手はサムライジムを「胡散臭い」と言っていますが?
田口「それは向こうが我々を警戒している証拠。そう思わせるだけでも勝ちでしょう。すでに稔がこちらの術中にハマっているということです。迷いが生じているのなら、それだけ僕の勝ちが近づきますよ」
–今後、サムライジムの門下生は増えて行きますか?
田口「会長のレスリング技術は、みんなも一目置いているので、当然入りたいという選手も多いはずです。会長は『来るものは拒まず、去るものは追わず』というスタンスなので、そういう人はどんどんアピールしてもらいたいですね」
–C.T.Uを凌ぐチームになる?
田口「そのうち、サムライジムはnWo(日本とアメリカで一大ブームを巻き起こしたヒールユニット)を超える勢力になるでしょうね。たぶん、サムライジム・USAとか、サムライジム・ロシアとか、色々とできると思います。そのためにも、まずは僕が大阪でIWGP Jr.のベルトを獲ります!」
※IWGP Jr.選手権ほか、4大タイトルマッチが行われる大阪大会の詳細は、以下をご参照下さい
4月13日(金)
大阪・大阪府立体育会館