「また機会があれば、ドンドンやって行きたい!」/永田克彦選手格闘技セミナー報告
2月25日、千葉県市川市の「GOLD’S GYM」行徳千葉アスレチックセンターにて、永田克彦選手が格闘技セミナーを開催した。
セミナー参加者に大きな拍手で迎え入れられた克彦選手。まずは、克彦選手と参加者との質疑応答からセミナーはスタート。その一部をここに抜粋します。
=減量について=
克彦「減量は昔から得意なので全然大丈夫ですね。食事がキーポイントになってくるので、炭水化物と甘い物には気をつけた方がいいです。でも全く取らないわけではなくて、炭水化物はガソリンと一緒で、トレーニング前の朝や昼にはある程度取っていいと思うんですけど、夜は控えるようにするだけで、だいぶ体重が変わってきますね。トレーニング後の食事が、1番カロリーがたまってしまうので。お腹が満たされない時には野菜や果物類を取って、あとは水分をしっかりと取ることですね。
例えば格闘技の練習の後に、プラス30分くらい有酸素系の運動をすると脂肪が燃えやすいというのがあると思います。だけど、普段有酸素運動をしている人だったら、食事をしっかりと管理すれば、体重は落ちていきます」
=試合後の疲れを取る方法=
克彦「試合が終わると肉体的なダメージもそうですけど、精神的にも疲れ切ってしまうので。一番は、僕はお風呂が好きなので、ゆっくりと色々な温泉や銭湯に行ったり、それまで減量していたので美味しいものをいっぱい食べたりして、心と体をリフレッシュさせる事ですね」
=試合への気持ちの高め方=
克彦「ただ試合で勝つとか、そういう事だけで気持ちを高めていくのは難しいと思うんですよ。僕だったら、勝つ事によって次にどう繋がっていくのかというイメージを具体的に膨らませて。プラスな事をドンドン考えていくと、モチベーションも上がっていきますよね」
質疑応答が終わると、今度は実技講習となり、ランニング、マット運動、受身、ブリッジなどの準備運動を行なった参加者に、克彦選手がレスリング・フリースタイルのタックルを数種類レクチャー。そして、克彦選手は、2人1組でこれを実践していく参加者のもとを回って、効果的なやり方を一つ一つ丁寧に教えていった。
続いて、参加者同士による打ち込み、スパーリングと続き、最後は克彦選手自ら数名の参加者とスパーリングを展開。終始、熱気に包まれたまま、2時間を越すセミナーはあっという間に終了。
セミナーを終えた克彦選手は、「これだけ(人が)集まってくれて嬉しかったです。またこういう機会があれば、ドンドンやって行きたい!」と、今後の定期的な開催に向けて、意欲を見せていた。