“爆発”の刻、迫る! 10月9日 両国大会特集(4)/“男”越中、国技館で“横綱”に挑む!
第5試合
30分1本勝負
ヒッププレスVSヒップアタック
曙
飯塚高史
VS
越中詩郎
真壁刀義
10月9日 両国国技館大会「Explosion〜爆発〜」第5試合には「ヒッププレスVSヒップアタック」というユニークなタイトルが付けられた。もちろん、ヒッププレスは曙選手の得意技であり、ヒップアタックは越中詩郎選手の代名詞的な技である。
元横綱・曙選手の人気は、全国各地どこの会場でも抜群だ。入退場の際には花道にファンが殺到し、サイン会を開けば瞬く間に黒山の人だかりができる。リング上でも203cm、212kgの巨体と、驚異的な怪力を武器にして大暴れ。誰もが手を焼くジャイアント・バーナード選手でさえ、曙選手の前ではタジタジになる場面がしばしば。
対する越中選手も各会場で大人気だ。その支持率の高さは特筆に値する。体中から気合いをみなぎらせた越中選手が、ひとたびヒップアタックをさく裂させれば、場内が大歓声に包まれる。
こんな2人が闘うのだから、試合が盛り上がるのは当然。体格の差は歴然としているが、越中選手には持ち前の闘志と、変幻自在のヒップアタックがある。きっと1人でも曙選手に立ち向かって行くだろう。この場面だけは絶対に見逃せない。
越中選手のタッグパートナーである真壁刀義選手は、金村キンタロー選手を破って第2代WEWヘビー級王座を獲得。さらに、越中選手と共に天山広吉選手と合体し、新軍団を結成するなど、いま最も勢いのある選手だ。触れる物すべてを破壊するような暴れっぷりは凄まじく、得意技のラリアットの威力にも定評がある。
そんな真壁選手が“剛”だとすると、曙選手のパートナーの飯塚高史選手は“柔”。荒波のように押してくる真壁&越中の攻撃をいなし、裏投げ、ビクトル膝十字固め、そして必殺のスリーパーホールドで対抗して行く。また、曙選手の力を100%まで引き出すためには、司令塔の役割が非常に重要となって来る。そのため、飯塚選手が試合の流れを決める鍵を握っていると見て間違いない。
4者4様の個性が入り乱れた闘いは、どの顔合わせになっても面白い。必ずや、両国に集まったファンを満足させてくれる事だろう。
10月9日(月・祝)
「EXPLOSION〜爆発〜」
東京・両国国技館
15:00試合開始
※対戦カード、試合順は変更になる場合がございます
=第1試合=
15分1本勝負
EXPLOSION オープニングマッチ
裕次郎
VS
平澤光秀
=第2試合=
20分1本勝負
Marvelous Super Jr. タッグマッチ
田口隆祐
井上亘
VS
プリンス・デヴィット
獣神サンダー・ライガー
=第3試合=
20分1本勝負
極悪スペシャルタッグマッチ
石井智宏
矢野通
VS
邪道
外道
=第4試合=
30分1本勝負
la battaglia tra eroi italiani
タイガーマスク
VS
ミラノコレクションA.T.
=第5試合=
30分1本勝負
ヒッププレスVSヒップアタック
曙
飯塚高史
VS
越中詩郎
真壁刀義
=第6試合=
30分1本勝負
TACTICS VERSUS TYRANT
永田裕志
山本尚史
VS
高山善廣(高山堂)
鈴木みのる(パンクラスMISSION)
=第7試合=
30分1本勝負
Triumph 〜 the resistance to authority 〜
中西学
長州力
VS
中邑真輔
蝶野正洋
=第8試合=
60分1本勝負
IWGP Jr.ヘビー級選手権試合
金本浩二
(王者)
VS
稔
(挑戦者)
=第9試合=
60分1本勝負
IWGPヘビー級選手権試合
棚橋弘至
(王者)
VS
天山広吉
(挑戦者)