“爆発”の刻、迫る! 10月9日 両国大会特集(3)/2人のヒーロー
第4試合
30分1本勝負
la battaglia tra eroi italiani
タイガーマスク
VS
ミラノコレクションA.T.
今年8月の初登場以来、ヘビー級選手との対戦が多かったミラノコレクションA.T.選手だったが、ついに激戦区である新日Jr.へ本格参戦。まずは9/24大阪大会で、井上亘選手の撃破に成功した。
「新日Jr.を片っ端からブッ潰して行く」と豪語するミラノ選手の次なるターゲットは、10月9日 両国国技館大会「Explosion〜爆発〜」で対戦するタイガーマスク選手だ。
ミラノ選手は9月21日に開かれた記者会見で、「タイガーマスクはイタリア遠征(2005年6月)でヒーローだったらしいが、本当のイタリアのヒーローは自分。どっちが本物かハッキリさせてやる」とタイガー選手を挑発。こうして、2人の一騎打ちに「イタリアのヒーローは2人はいらない」(la battaglia tra eroi italiani)というタイトルが付けられたのである。
さらにミラノ選手は、タイガー選手が保持するNWA世界Jr.ヘビー級タイトル獲得まで宣言。今回の対戦はタイトルマッチではないものの、「両国で必ず勝って、タイガー本人の口から『ベルトに挑戦して下さい』と言わせてみせる」と大胆不敵に言い放った。
一方、タイガー選手は9/24大阪大会で田口隆祐選手の挑戦を退け、NWA Jr.タイトル3度目の防衛に成功。翌日行なわれた記者会見では、「イタリアのヒーローなどという冠をつけるのなら、勝手にイタリアでやっていればいい。彼がNWA Jr.のベルトを巻くのは20年早い」と、ミラノ選手をバッサリ切り捨てた。
タイガー選手は“白いベルト”と呼ばれるNWA Jr.タイトルに強い愛着を持っている。兼ねてからの希望であった海外での防衛戦というプランも実現しつつある中、突然現れたミラノ選手にベルトを横取りされてはたまらない。ミラノ選手の“口撃”を封じるという意味でも、両国での勝利は重要だ。
しかし、アメリカやヨーロッパだけでなく、カナダやオーストラリアまで活躍の場を広げようとしているミラノ選手にとって、NWA Jr.のベルトは是が非でも手に入れたい勲章。そのためにはまず、両国でタイガー選手を打ち倒す事が必須条件なのだ。
様々な思惑を胸に秘め、両国で対峙する2人のヒーロー。生き残るのは1人のみ……。
10月9日(月・祝)
「EXPLOSION〜爆発〜」
東京・両国国技館
15:00試合開始
※対戦カード、試合順は変更になる場合がございます
=第1試合=
15分1本勝負
EXPLOSION オープニングマッチ
裕次郎
VS
平澤光秀
=第2試合=
20分1本勝負
Marvelous Super Jr. タッグマッチ
田口隆祐
井上亘
VS
プリンス・デヴィット
獣神サンダー・ライガー
=第3試合=
20分1本勝負
極悪スペシャルタッグマッチ
石井智宏
矢野通
VS
邪道
外道
=第4試合=
30分1本勝負
la battaglia tra eroi italiani
タイガーマスク
VS
ミラノコレクションA.T.
=第5試合=
30分1本勝負
ヒッププレスVSヒップアタック
曙
飯塚高史
VS
越中詩郎
真壁刀義
=第6試合=
30分1本勝負
TACTICS VERSUS TYRANT
永田裕志
山本尚史
VS
高山善廣(高山堂)
鈴木みのる(パンクラスMISSION)
=第7試合=
30分1本勝負
Triumph 〜 the resistance to authority 〜
中西学
長州力
VS
中邑真輔
蝶野正洋
=第8試合=
60分1本勝負
IWGP Jr.ヘビー級選手権試合
金本浩二
(王者)
VS
稔
(挑戦者)
=第9試合=
60分1本勝負
IWGPヘビー級選手権試合
棚橋弘至
(王者)
VS
天山広吉
(挑戦者)