稔選手が10/9両国大会の“正式なポスター”を披露!/ IWGP Jr.“1人”調印式
棚橋弘至選手の記者会見終了後、会見場に稔選手が登場。10月9日両国大会にて行なわれるIWGP Jr.ヘビー級選手権試合にて、チャンピオン金本浩二選手に挑戦する稔選手。だが、前シリーズに執り行われた調印式(9/8千葉運動公園体育館)の席で、稔選手が調印書にサインをせずに退席するという、前代未聞の調印式となってしまった。
あの時、稔選手は何故サインをしなかったか。その理由は、ある“納得のいかない事”が原因であった。
稔「これ、この(10/9両国大会の)ポスターですよ。ゴミみたいな俺はいいですよ。でも、今じゃ“ミスター新日本”、“新日本の救世主”と呼ばれている金本浩二がポスターに載っていないじゃないですか! 『金本浩二が載っているポスターを作ってくれないと、俺は(調印書)サインしませんよ』と言ったら、会社が“正式なポスター”を作ってくれました」
“納得のいかない事”が両国大会のポスターに対するクレームだと明かした稔選手は、調印書にサインをすると、自身が述べた“正式なポスター”を記者団に披露。そのポスターは、金本選手が写った「G1 CLIMAX 2006」DVDのジャケット、稔選手が写った「BEST OF THE SUPER Jr.XⅢ」DVDのチラシ、IWGP Jr.のベルトにキスをする金本選手と、SUPER Jr.優勝で歓喜する稔選手の写真を、元々ポスターに載っていた両国大会のトリを飾る棚橋選手と天山広吉選手の顔、IWGPヘビー級のベルトとG1のトロフィーの部分に、上貼りされたものだった。
「10万枚刷りましたので、明日の朝になったら東京都内の全部の電柱に貼られます。これで両国国技館、超満員札止め間違いなし!」と、ちゃっかり自分の写真も載せたポスターを見せながら、稔選手は満足げな表情を浮かべていた。
これも金本選手に対する“稔流”の挑発なのだろうか? 金本選手の反応が気になるところだ。なお、稔選手が調印書にサインをした事により、10/9両国大会でのIWGP Jr.ヘビー級選手権試合は、無事に開催される事が正式発表された。