WORLD TAG LEAGUE 2013

日時: 2013年12月8日(日) 15:00開場　16:00開始
会場: 愛知・愛知県体育館
観衆: 7,500人（超満員）

第7試合 30分1本勝負
スペシャルタッグマッチ

桜庭和志
YOSHI-HASHI

永田裕志
飯塚高史

境界線

08分28秒　サクラバロック

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

飯塚は入場と同時にテレビ朝日の野上慎平アナを急襲！　リングサイドに連れ出すと、上半身を裸にして、黒いスプレーを噴きつける暴挙。

ゴング前に飯塚が永田を襲撃。そのまま場外戦に雪崩れ込む。一方のYOSHI-HASHIは如意棒を使って桜庭に攻撃。飯塚は永田をコーナーポストに叩きつけると、リング内に戻る。そして、永田がリング上に生還すると、飯塚はなりふり構わずチョーク攻撃、さらに対角線エルボーを放っていく。
　
スイッチしたYOSHI-HASHIは、コーナーで待機する桜庭に対してエルボーを炸裂。場外に吹っ飛んだ桜庭に、飯塚が追い打ちのイス攻撃。そして、YOSHI-HASHIがレフェリーの気を引いているあいだに、飯塚は永田にタッチロープ、さらにマイクコードを利用して首絞め攻撃。
　
リング上はYOSHI-HASHIと永田。怒りの永田はエルボー連打からフロントスープレックス。そして、乱入した飯塚を浴びせ蹴りで蹴散らすと、桜庭とスイッチ。桜庭はミドルキックで飯塚とYOSHI-HASHIをダウンさせると、黒帯を取り出してYOSHI-HASHIを絞首刑。
　
ならばと飯塚が桜庭を固定すると、そこにYOSHI-HASHIがラリアット。さらに対角線エルボーを狙うが、これをよけた桜庭はパンチのラッシュ。そして、永田とともにダブルのミドルキックを見舞うと、二人で「ゼア！」ポーズ。最後は永田が飯塚に白目式腕固めを極めているスキに、桜庭がYOSHI-HASHIからサクラバロックでギブアップ勝ちを収めた。

COMMENT

桜庭「おつかれっした！お疲れっした!!」
永田「いやぁ、掴みどころのないパートナーだねぇ。だが、しかし、だから相手も俺たちを掴めない、極められない。そう解釈しよう。極めるのが得意なんだろ、あっちは。ねっ転がったりして。決めさせないよ、簡単には」
——合体技や連携が見られたが？
永田「ま、簡単なコンビネーションだけどね。意思がひとつになってるのは確実なんで。残り年内、何試合かあるけど、1回でも（桜庭が）来てくれればいいけど、たぶん来てくれない。これが年内最後だよな、一緒にやるのは。まぁ一緒にトレーニングしたり、作戦練ったり、酒飲んだりしながらドームに向けて絆を深めます。しかし、非常に掴みどころがないよな。だから相手も極められない、掴めない。そういう意味ではすごく心強いパートナーですよ」
——KENTA選手に挑戦したGHCヘビー戦の敗戦は？
永田「今日は俺が捕まっちゃって、桜庭には迷惑かけたけど。俺はすべてを背負って、昨日の敗戦も背負って、ファンの前に堂々と出ていってるから。毎日毎日、勝った負けたの試合があるなかで、ひとつひとつをいちいち引きずってたら、こんな仕事やってらんねぇぞ。そういうのもすべて背負って前を向いて歩いて行く。それが俺のポリシーだから。ドームにもうすでに向かって歩き始めている。あとはノアに残したツメあとがどう響くか。俺が前を向いて歩いていれば、必ず響いてくる。ゼァ」

※飯塚、YOSHI-HASHIはノーコメント