Road to DESTRUCTION
- 日時
- 2016年9月20日(火) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 和歌山・和歌山県立体育館
- 観衆
- 610人
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第7試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
エルガン対内藤で試合が始まるも、内藤が何もしないうちにBUSHIとタッチ。これでKUSHIDA対BUSHIとなり、BUSHIが背中合わせでKUSHIDAを飛び越え、ヘッドシザースホイップを仕掛ける。これをKUSHIDAが側転で切り返すと、BUSHIは顔面攻撃をお見舞い。だが、KUSHIDAがセルフ式タイムスプリッターズコンビネーションで報復した。
これでKUSHIDAがBUSHIを赤コーナーへ連行し、棚橋組が集中攻撃を開始。田口がヒップアタックを見舞うと、棚橋、エルガンも続き、KUSHIDAは側転からヒップアタックを浴びせる。
ところが、EVILがKUSHIDAを場外へ引き込み、間髪入れずにBUSHIがトペスイシーダで逆転。ここから大乱闘へ突入し、LOS INGOBERNABLES de JAPONが棚橋組を圧倒。
そのままKUSHIDAが孤立する展開となり、SANADAがカウンターバックエルボーで追撃。さらに、内藤がKUSHIDAを踏み台にしてエプロンへ飛び出し、トップロープ越えの串刺し低空ドロップキックを食らわせる。
その後もKUSHIDAのピンチは続き、EVILがボディスラム、セントーン。そして、BUSHIがTシャツを悪用して首を絞めるが、KUSHIDAが辛うじて脱出。
内藤対エルガンとなり、エルガンがトップロープ越えのジャンピングボディプレス、串刺しラリアット2連発。さらに、乱入したSANADA&EVILを蹴散らすと、ジャーマンスープレックスホイップでSANADAにお仕置き。そして、内藤のジャンピングエルボーアタックを受け止め、同じくジャーマンスープレックスホイップで投げ捨てる。
続いてエルガンは内藤に対し、前後のショートレンジラリアットを連発。しかし、内藤がマンハッタンドロップで流れを引き戻し、低空ドロップキックで逆転。これでEVILが登場し、エルガンにローリング串刺しラリアット、フィッシャーマンバスターで追い討ち。しかし、エルガンがローリングエルボーでEVILの動きを止め、ファルコンアローで叩きつけた。
棚橋対EVILとなり、棚橋がエルボー、太陽ブロー、フライングフォーアーム、ドラゴンスクリュー。続いてロープへ走るも、控えのSANADAが背中へキックを見舞い、EVILがサイドバスターで逆襲。
すると棚橋はSANADAへエルボー&太陽ブロー&エルボースマッシュを浴びせるが、SANADAがエルボースマッシュ3連打でお返し。さらに、前後の連続リープフロッグからカウンタードロップキックを食らわせる。だが、棚橋は次のSkull Endをツイスト&シャウトに切り返す。
ここでEVIL&BUSHIが乱入するも、KUSHIDAがハンドスプリングエルボーでまとめてなぎ倒す。そして、棚橋&エルガンが合体ハイフライフローを繰り出すも、SANADAが両膝を立てて棚橋を迎撃した。
田口対SANADAの場面。田口が内藤とSANADAにジャンピングヒップアタックを食らわせ、腕固めでSANADAを捕獲。そして、寄り目になって絞り上げるも、BUSHIが低空ドロップキックでカット。
その直後、BUSHIが田口に串刺しダブルニーアタックを見舞い、EVILがトラースキック、内藤が延髄斬り、SANADAがバックドロップで追撃。そして、SANADAがSkull Endの体勢に入るも、棚橋がスリングブレイドでカット。
ここから混戦になり、EVILが棚橋にローリングエルボー、エルガンがEVILにジャンピングフロントハイキック、内藤がエルガンにロープを利用したスイングDDT、KUSHIDAが内藤にスワンダイブミサイルキック、BUSHIがKUSHIDAにコードブレイカー、田口がBUSHIにジャンピングヒップアタック。
続いて田口はトラースキックからジャンピングヒップアタックを放つが、SANADAが受け止めてアトミックドロップ。そして、Skull Endを狙うも、田口が回転エビ固めに切り返す。
しかし、SANADAがキックアウトし、即座にカウンターTKOで挽回。そこから改めてSkull Endを極め、田口をギブアップさせた。
COMMENT
内藤「今日、エルガンはコメントしたの?」
——しました。
内藤「珍しいね。やっと、やる気を出してきたみたいだね。でもさ、残念ながらインターコンチネンタル王座は、もう、新たな主を内藤に決めちゃったらしいよ。エルガンに大切に扱われるよりも、内藤に放り投げられたいんだってさ。まあ、そんなベルトだけど、(9・25)神戸大会までエルガンに預けとくからさ、大切に扱ってくれよ」
BUSHI「偉大なる前チャンピオンのコメント読んだよ。まるで俺が反則してるみたいなさあ・・・。いやいや、試合中にメジャーリーガーの名前をうたったストーレートパンチ(マサヒロ・タナカ)も立派な反則だと思うけどね。俺のTwitterにKUSHIDA信者からの否定的な意見もたくさん届いてたし。否定も肯定も、好き勝手に楽しんどけよ。それより知ってる? 明日発売の『週刊プロレス』が楽しみでしょうがないよ。これもすべて、KUSHIDAが俺を挑戦者に指名してくれたからこそ。IWGP Jr.のベルトが獲れたんだから感謝するぜ。グラシャス。En Serio、マジで」
※SANADAはノーコメント
エルガン「ナイトー、俺をタップさせようとしたな。確かにお前の方が作戦的には優れてるかもしれん。ナイトー、俺はお前に約束する。勝とうが負けようが、それとも引き分けになろうが、そう、どういう結果が待ち受けていようが関係ない。俺はお前との試合に向けて、より一層、ハードなトレーニングをする。お前のどの要素と比べても、劣る要素をなくしておく。そしてお前に、これまで痛めつけられた借りをすべて返してやる」
棚橋「耐えろ、耐えろ、耐えろ・・・」
KUSHIDA「身も心もバラバラだ・・・」
※田口はノーコメント