Road to DESTRUCTION

日時: 2016年9月20日(火) 17:30開場　18:30開始
会場: 和歌山・和歌山県立体育館
観衆: 610人

第2試合 20分1本勝負

ヘナーレ
キャプテン・ニュージャパン

小島聡
ヨシ・タツ

境界線

08分44秒　ペディグリー→片エビ固め

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　NEVER 6人タッグ王者の小島（※パートナーはリコシェ＆マット・サイダル）が、ヘナーレと異色コンビを結成。対するは、HUNTER CLUBのヨシタツと、準メンバー（？）のキャプテン。なお、小島は9・25神戸の初防衛戦でアダム・コール＆マット・ジャクソン＆ニック・ジャクソンを迎え撃つ。

　先発したヘナーレとヨシタツがグラウンドで互角の勝負を展開。そこからヘナーレがショルダータックルを繰り出すも、ヨシタツが受け止めてカウンタータックル。直後に小島が乱入するも、ヨシタツがカウンターニーリフトを食らわせ、キャプテンとダブルショルダータックルをお見舞い。
　これでヘナーレが孤立してしまい、キャプテンがストンピング連射、ヨシタツがサッカーボールキック、逆片エビ固めなどでいたぶり続ける。しかしヘナーレは、ジャンピングショルダータックルでキャプテンに逆襲。
　ようやく出番となった小島は、逆水平チョップ乱射、串刺しジャンピングエルボー、「いっちゃうぞバカヤロー!」からのダイビングエルボードロップでキャプテンに追撃。さらに、エルボー連打を浴びせて大胸筋アピールを行なうものの、キャプテンがカウンターヒラボトムで逆襲。
　これでヨシタツが登場し、ミドルキック連射、カウンターニールキックで小島に追い討ち。しかし小島は、コジコジカッターで逆転に成功。
　ヘナーレ対ヨシタツとなり、ヘナーレがカウンターバックエルボー2連発、串刺しジャンピングエルボー、アームホイップ。そして、逆エビ固めを極めるも、ヨシタツが脚力で弾き飛ばし、ミドルキック3連射、スワンダイブミサイルキックで報復。
　苦しくなったヘナーレは首固め、スクールボーイを繰り出すが、いずれもヨシタツがキックアウト。すると、ヘナーレはロープへ走るが、ヨシタツがランド・オブ・ライジングニーをお見舞い。そして、ペディグリーからの片エビ固めで3カウントを奪取した。

　試合後、ヨシタツとキャプテンがヘナーレの手をあげ、健闘を称えた。

COMMENT

ヨシタツ「（※キャプテンに向かって）お前、昨日言っただろ。今日、『お前が絶対（3カウント）獲れ』って言っただろ？何でお前、獲らないんだよ。相手、ヤングライオンだぞ。俺が獲っても意味ねえんだよ。知ってるか？お前、ついに昨日、（投票でHUNTER CLUBに『入れない』の得票が『入れていい』を）1000票以上、上回ったんだぞ。どんどん差が開く一方なんだぞ。わかるか？お前、試合で見せられてないってことなんだよ。な？あと4日あるけど、差は開く一方だぞ。ヤングライオンとやる時がチャンスなんだろ？『（試合を）決めろ』って言ったのに、何で決めないんだよ？な？このままじゃ、（HUNTER CLUBに）入れないぞ」
キャプテン「最後、（9・23）鳥取で、BULLET CLUBとの試合が組まれてるだろ？あと3試合。最後があるじゃないか。熱いご声援ください。逆転します。ヨシの力を借りず、この手で逆転してやる」

小島「ヘナーレはあと5年たったら、とんでもない男になるよ。いや、5年もいらないかもしれない。あと3年もたったら、今とは別人のように、恐ろしい男になるよ。今日見て、それを確信した。やっぱり新日本プロレスに上がってる選手はスゲェ。まだまだ全然、新日本に上がったばっかりかもしれないけど、これからだ。あいつ、凄いものになると思います」
※ヘナーレはノーコメント