バディファイト Presents G1 CLIMAX 26

日時: 2016年7月25日(月) 17:00開場　18:30開始
会場: 福島・ビッグパレットふくしま
観衆: 2,500人（超満員札止め）

第4試合 20分1本勝負

中嶋勝彦
BUSHI

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　矢野&中嶋&外道が内藤&EVIL&BUSHIと対戦。7.27長野で戦う矢野と内藤、中嶋とEVILが激しく火花を散らした。内藤は入場の途中、花道で体育座りをし、ニヤリと不敵な笑みを浮かべる。そして、外道に入場のためにロープを上げるよう要求する。しかし、外道は拒否。
　
　先発は外道とBUSHI。ロックアップで外道を押し込んだBUSHIは、寝転んで挑発。すると、外道はBUSHIを場外に投げ捨てるが、矢野がすぐにリングに戻してしまい、困惑の表情。
　続いて矢野が登場するも、BUSHIは自軍コーナーに追い詰め、内藤とスイッチ。矢野はロープにもたれ掛かると「ア〜！」と延々と雄叫びを上げ続ける。すると、内藤はその前に寝転び、目を見開いてポーズ。矢野は自分の背後にいるEVILに気がつくと、「コイツ、気持ち悪いな！」と後ずさり。内藤はそのスキをついて、矢野の足をすくい、BUSHIがその顔面にドロップキック。内藤も矢野にコーナーを利用したキックをお見舞いする。
　続いてBUSHIはTシャツで矢野の首を締め上げていく。EVILもロープを用いて矢野に顔面かきむしり攻撃。続いてL・I・Jはトレイン攻撃を狙うが、矢野は同士討ちを誘う。さらに内藤の後ろ髪を引っ張ってダウンを奪う。
　スイッチした中嶋は、EVILに強烈なミドルキック。そして串刺しフロントキックを炸裂させる。さらにバックドロップを狙うが、これをこらえたEVILはエルボー。そこから両者は激しいエルボー合戦。EVILが競り勝つも、中嶋は鋭いソバット。負けじとEVILはフィッシャーマンバスター。
　スイッチしたBUSHIは中嶋にミサイルキック。だが、中嶋もキチンシンクで応戦。続いて外道がBUSHIにナックルパートからトラースキック。さらにコンプリートショットを狙うが、これはBUSHIは回避。そして、コーナー際で外道にオーバーヘッドキックを見舞うと、コーナーに登るが、これは矢野が阻止。そして、外道はBUSHIにコンプリートショットに炸裂するが、EVILがカット。
　混戦模様のリング上、内藤が外道にカウンターのマンハッタンドロップを食らわせると、BUSHIはその場飛びのエムエックス。最後は正調のエムエックスで、BUSHIが外道から3カウントを奪取。

COMMENT

内藤「長野大会、俺、すっげえ楽しみにしてんだよ。もしかしたら、今回の『G1 CLIMAX』で、一番楽しみにしてるのが、長野かもしれない。対戦相手の矢野通……いや違うよ。彼には興味ないからね。俺が楽しみにしてるのは、ビッグハットだよ。ビッグハット。初めて、俺は初めて行く会場だからね。まあ、ンー……トランキーロでいられるかな？わかんないな。もしかしたら、急いで会場入りしちゃうかもしれないけど。ま、とにかく、長野、ビッグハットがすっげえ楽しみだよ」

EVIL「中嶋、Weicome to the Darkness Wor〜〜ld。“KING OF DARKNESS”がこのリングを支配してるってことを思い知らせてやる。よ〜く聞けよ。This is EVIL。E〜vrything is EVIL。すべては…………EVILだぁ！」

BUSHI「この『G1』のシリーズは、ヘビー級がメインかもしれない。まあ、俺にとって、数少ないチャンスをものにするこの連戦。そして毎日ね、新しい組合わせで当たる対戦相手。そして、数少ないチャンスで当たる、IWGPジュニアチャンピオン、KUSHIDA。今からすげえ楽しみだよ。必ず俺がお前の持ってるIWGPジュニアのチャンピオンベルトに必ずたどり着いてみせるよ。必ずだ。待ってろよ。Encerio、マジで」

※中嶋&矢野&外道はノーコメント。矢野は若手に背負われて、バックステージから控室に戻っていった。