『G1 CLIMAX 26』Aブロック公式戦。
1勝1敗のオカダ・カズチカと、開幕2連勝の後藤洋央紀が激突。
 
開始のゴングとともに、大オカダコールとなる中、両者ロックアップから、リストの取り合いへ。続けてグランドの攻防から、両者一度距離をとると、会場から大きな拍手が沸き起こる。
再び組み合うと、後藤がヘッドロックから、ショルダー・タックル、アームホイップ、ラリアットと連続で攻撃を見舞い、オカダを場外に蹴散らす。
場外では、後藤がオカダを鉄柱に打ち付けると、鉄柵にかけるオカダへ一直進。しかし、オカダはこれをかわし、後藤を鉄柵にぶつけると、鉄柵を利用しての断崖式DDTを敢行。
先にリングに戻ったオカダは、なんとか場外カウント16でリングに戻った後藤を、ジャベで締め上げる。続けて、ボディスラムで後藤をリングに寝かすと、セントーン・アトミコを発射。
さらに、オカダは首投げから低空フロントハイキックを見舞っていく。
だが、後藤も強烈なカウンターのミドルキックで反撃に出ると、村正からのバックドロップでオカダをリングに叩きつける。続けて、後藤は牛殺しを狙うが、オカダは体勢を入れ替え、これを逃れると、フラップジャックで後藤を放っていく。
オカダは、コーナーにかえる後藤へ、串刺しバックエルボーからDDTを決めると、そのまま跳ね起き。さらに、オカダは起き上がる寸前の後藤の顎へ、ランニングのエルボースマッシュを見舞う。
苦しい状況の後藤は、オカダのリバースネックブリーカーを逃れると、ローリング式にラリアットで反撃。
だが、オカダもすぐさま、後藤をコーナートップに座らせ、ドロップキックを見舞うと、後藤は場外へ落下。
さらにオカダは、鉄柵の向こう側に立つ後藤へ、助走をつけて体を浴びせていく。
そして、オカダは後藤をリングに戻すと、ダイビング・エルボー・ドロップを放ち、レインメーカーポーズを決め、レインメーカーの体勢へ。しかし、後藤はバックエルボーで、これを逃れると、追走式のラリアットから、リバース牛殺しを放ち、GTRへ。これは、オカダにかわされるも、すぐさま牛殺しを決める。
しかし、オカダもジャーマン・スープレックスで、後藤を投げ捨てると、両者はリング中央でエルボー合戦へ。
後藤が、強烈なエルボー、ミドルキックを放てば、オカダもドロップキックを狙う。だが、後藤はこれをかわすと、スリーパーでオカダを締め上げ、串刺しラリアットを見舞う。続けて、後藤は雪崩式牛殺しを狙うが、オカダは体勢を入れ替え、これを逃れると、レインメーカーへ。
しかし、これは後藤がカウンターのヘッドバットで迎撃。続けて、後藤はラリアットを放つが、オカダはこれをかわすと、後藤の後頭部へドロップキック。さらに、後藤をロープに振ってのドロップキックを2連続で的中させ、再びレインメーカーへ。だが、後藤はこれをかわし、GTRの体勢へ。それでも、オカダは後藤をなんとか抱え上げると、そのままツームストーン・パイルドライバーで、後藤をリングに突き刺した。
そして、最後はオカダがレインメーカーを炸裂させ、後藤から3カウントを奪い、公式戦2勝目を飾った。

オカダ「よし、よし、よし。僕は今回のシリーズで、この試合が正直、ヤマだと思いました。CHAOSに入った後藤さん、未知数。ま、でも、その上をいくレインメーカー。完璧じゃないでしょうか。最初はつまずきましたけど、とりあえず、このまま『G1』、（IWGPヘビー級）チャンピオンとしていただきます」
外道「おい、予定変更はなしだ。ちゃんと書いとけよ。予定変更なしだ、この野郎」

※後藤はノーコメント