バディファイト Presents G1 CLIMAX 26

日時: 2016年7月25日(月) 17:00開場　18:30開始
会場: 福島・ビッグパレットふくしま
観衆: 2,500人（超満員札止め）

第5試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦

境界線

（1勝2敗＝2点）
（1勝2敗＝2点）

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

『G1 CLIMAX 26』Aブロック公式戦。
開幕2連敗の石井智宏と、1勝1敗のバッドラック・ファレが激突。

※入場したファレは、コールする阿部リングアナをリングに叩きつけ、石井のコールは、尾崎リングアナがおこなった。

ゴングが鳴ると、場内石井コールになる中、ファレは、石井の前で、仁王立ち。これに対して、石井はエルボーの連打を見舞うが、ファレはエルボー1発で蹴散らしていく。ならばと、石井はジャンピング・エルボーを放つが、ファレは微動だにせず。
さらに、石井はショルダー・タックルでぶつかっていくも、これも逆に弾き返されてしまう。
すると、ファレは石井をコーナーに追い込み、エルボーの連打。リングに倒れる石井を踏み潰していく。
石井も逆水平チョップの連打で応戦するが、ファレが膝を見舞い、力任せのハンマーブローの連打を、石井の頭部に放つ。続けてファレは、ラリアットを狙うが、これは石井が両手を突き立て迎撃すると、逆水平チョップの連打から、串刺しラリアットを決めていく。
続けて、石井はラリアットを1発放ち、2発目も狙うが、ファレは石井を担ぎ上げると、そのままバックフリップでリングに叩きつけていく。さらにファレは、ジャンピング・ボディプレスを放つが、石井はこれを間一髪でかわし、誤爆を誘うと、ブレーン・バスターの体勢へ。しかし、石井はファレを持ち上げられず、決めきれない。それでも、石井はファレのバックをとると、ジャーマン・スープレックスでファレを投げ捨てる。
しかしファレも、グラネードで石井をコーナーマットにぶつけていくと、串刺しラリアット、ジャンピング・ボディプレス、ラリアットを立て続けて決めていく。
そして、ここを勝機とみたファレは、グラネードを敢行。だが、石井はなんとか、カウント2で返す。
ならばとファレは、とどめのバッドラックフォールの体勢へ。しかし、これは石井も体を激しく揺らし、なんとか逃れると、DDTで反撃。さらに、石井はラリアットの連打から、スライディングラリアットで、ファレの首元打ち抜く。
そして最後は、石井がヘッドバットから、垂直落下式ブレーンバスターを炸裂させ、ファレから3カウントを奪い、公式戦初勝利を飾った。

COMMENT

石井「もう２日目にして、俺、崖っぷちだから。優勝圏内、俺、２敗だと思ってるから。もう、あとねえんだ。もう残り、綱渡りだ。だから負けられねえ。２敗キープしてやるよ」
（※時折うめき声をあげながら、腰を押さえてゆっくりした足取りで控室へ）

ファレ「クソッ！　キツイ試合だった。イシイはとんでもないブルドッグだ。そいつに俺は負けてしまった。負けたんだよな？　ああ、俺の負けだ、俺の負け。クソッ！」