バディファイト Presents G1 CLIMAX 26

日時: 2016年7月23日(土) 17:00開場　18:30開始
会場: 東京・町田市立総合体育館
観衆: 4,630人（超満員札止め）

第4試合 20分1本勝負

マイケル・エルガン
内藤哲也

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　7・24後楽園で行われる『G1』Bブロック公式戦エルガンvs内藤、永田vsEVILのダブル前哨戦。なお、エルガンと永田は8・1高松、内藤とEVILは8・7浜松で対戦する。

　エルガン対内藤で試合が始まるも、EVILが背後からエルガンを急襲。そして、内藤＆EVILが合体ブレーンバスターの体勢に入るが、エルガンが反対に2人を投げ捨てる。すると、控えのBUSHIがフライングボディアタックを繰り出すが、エルガンが受け止め、俵返しを3連発で敢行。
　さらにエルガンは内藤とEVILへエルボーを交互に浴びせて行くが、EVILがトラースキックで逆襲し、即座に内藤が低空ドロップキックで追撃。そして、エルガンの脚をサードロープにかけ、ストンピング連射を浴びせる。
　これでエルガンは完全に沈黙し、BUSHIがミサイルキック、Tシャツによるチョーク攻撃で追い討ち。さらに、内藤がエルガンを踏み台にしてエプロンへ飛び出し、トップロープ越えの串刺し低空ドロップキックを見舞う。だが、エルガンは内藤が狙ったデスティーノをこらえ、ファルコンアローで逆転に成功。
　ここから永田対EVILとなり、永田が低空ドロップキック、ミドルキック3連射、串刺しフロントハイキック、エルボー連打。しかし、EVILがトーキックで流れを変え、串刺しローリングラリアット、変型スイングネックブリーカーで報復。だが、永田はカウンターエクスプロイダーで挽回した。
　田口対EVILとなり、田口が内藤→BUSHI→EVILの順でジャンピングヒップアタックをお見舞い。さらに、ランニングヒップアタック2連発、場外からのジャンピングヒップアタック、スワンダイブダイビングヒップアタックで追い討ちをかける。
　続いて田口はギタるが、内藤が低空ドロップキックを浴びせる。ここから混戦となり、エルガンが内藤にフロントハイキック、EVILがエルガンにローリングエルボー、永田がEVILにフロントハイキック、BUSHIが永田に低空ドロップキック、田口がBUSHIにジャンピングヒップアタック。
　さらに、田口がEVILにもジャンピンググヒップアタックを食らわせ、ケツイェからフォールに行くが、カウントは2。
　次に田口はどどんの体勢に入り、抵抗したEVILに延髄斬りを見舞う。ところが、内藤が乱入して田口をマンハッタンドロップで叩きつけ、間髪入れずにEVILがラリアット。最後はEVILで勝負を決めた。
　
　試合後、内藤がエルガン、EVILが永田の脚を攻撃し、ゴングが乱打される。その後、L・I・Jがリング上を完全に占拠し、エルガンと永田は痛々しい姿で退場した。

COMMENT

BUSHI「つい先日、この間の『SUPER J-CUP』で、新日本から残ったのは、俺以外の、KUSHIDA、ライガー、田口。もちろん、2回戦に進んだメンバーに対して、俺はエールを送るつもりはないし、俺は期待のX枠として出たけどさ、残念ながら結果は負けちゃったよ。でもさ、こればっかりは仕方ないよ。残った人間、残らなかった人間がいるんだ。気持ちを切り替えて、次に繋げるしかない。俺に残された道は、このシリーズで何度か当たる、IWGPジュニアチャンピオン、KUSHIDA。必ずオマエと闘って、結果を残して、必ず自分の力で、IWGPジュニア、ベルトに辿り着いてみせる。Enserio、マジで」
EVIL「何べんも言ってやる。キング・オブ・ダークネスが、このリングを支配している。時代は、この俺のものだ。永田、よく聞けよ。This is EVIL。Everything is EVIL。すべては・・・・・・EVILだ」
内藤「まぁ、昨日、永田に負けたことをね、別にとやかく言い訳するつもりもないし。俺はしっかり耳元で3カウント聞いたからね。別に言い訳はしないよ。でもさ、だいぶ、膝が痛そうだったね。大丈夫？明日のEVIL戦、大丈夫ですか？昨日も言ったけど、俺は永田選手の健闘をお祈りしますよ。そして、俺の相手は、エルガン。昨日、初戦負けたんでしょ？インターコンチのチャンピオンとして、2連敗したら、それはさすがに恥ずかしいぜ。明日、俺との対戦だけど、チャンピオンとしての意地を、ぜひとも見させていただきたいなと。エルガン、頑張ってくれよ。エルガン、アスタマニャーナ（明日会いましょう）」

田口「世界中で、大流行しているという、キクモンGO。キクモンGO、リングに、キクモン、悪いキクモンが3つ、3モンあったんで、狩りに出たんです。キクモンゲット、できずぜ……『キクモン、ゲットだぜ！』といきたいところだったんですが、キクモンゲットできずだぜ……できずだゼアッ。何やら大流行しそうな、キクモンGO。まだまだキクモンを探す旅は続きます」
永田「膝、狙いやがったな、このロス・インデス。ふざけんな、コノヤロー。取れるもんなら取ってみろ。この左膝。取れるもんなら。テメェらに取れるほど、俺の膝は安くねぇんだバカヤロー。そんな簡単に取れるもんか。取ってみやがれ。もし取った暁には、テメェら、目にモノくらわしてやるからな。分かってるな？ロス・インデス」
エルガン「俺はここで、自分の思ってることは言わないぞ。俺はナイトウの思ってることを言う。ナイトウは、俺の膝を狙ってきた。それで明日、俺が弱くなると思ってるだろう。だけど、俺は誰よりも強い。足1本でも、腕1本でも誰よりも強い。だから、明日は今日の借りを返す。俺が明日、オマエに何をするか分かってるな？」

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