バディファイト Presents G1 CLIMAX 26
- 日時
- 2016年7月23日(土) 17:00開場 18:30開始
- 会場
- 東京・町田市立総合体育館
- 観衆
- 4,630人(超満員札止め)
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第3試合 20分1本勝負
レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
両者の先発で試合が始まり、矢野が自らロープエスケープして「ブレイク」コールを扇動。さらに、いきなりトーキックで不意打ちし、腕を取ってオメガを赤コーナーへ連れ込む。
これで外道の出番になるが、オメガがヒゲを掴んで逆襲。しかし外道は、オメガをカニばさみで転倒させ、高橋の腹部にヘッドドロップを誤爆させる。
だが、高橋が串刺し攻撃を回避して外道をニュートラルコーナーへぶつけ、オメガが鉄柱を悪用した急所攻撃。高橋も矢野に同様の攻撃を浴びせ、鉄柵攻撃で追い討ちする。
外道がカウント19でリングへ戻ると、高橋がフライングメイヤー、ギロチンドロップ、オメガがTシャツによるチョーク攻撃で痛めつける。しかし外道は、オメガを転倒させて高橋と衝突させ、ようやく自軍コーナーへ帰還。
タッチを受けた矢野は、ニュートラルコーナーのクッションを取り去り、むき出しになった金具へオメガを激突させる。そして、YTRアピールの妨害を完全に先読みすると、ヘアー攻撃、顔面攻撃で追い討ち。しかし、オメガもヘアー攻撃で報復し、両者が互いに髪を引っ張っり合って同時に転倒。その後、矢野が高橋&オメガの髪の毛を掴み、まとめて引き倒した。
外道対高橋の場面。外道が顔面パンチ連射で先制し、トラースキックで追撃。すると、高橋が佐藤健太レフェリーを盾にして串刺し攻撃を回避し、ロープへ走る。ところが、今度は外道が佐藤レフェリーを盾にし、高橋にサミングをお見舞い。
続いて外道はロープへ走るが、オメガが場外から足を引っ張って転倒させる。それを見て高橋がロープへ走るも、今度は矢野が場外から妨害。ここで矢野とオメガがリングにのぼって言い争い、同時にロープへ走る。ところが、外道がオメガ、高橋が矢野を場外から転倒させる。
その後、外道が高橋にトラースキックを浴びせて首固めで丸め込み、返された直後にもう1度首固めを繰り出す。ところが、高橋がフィッシャーマンバスターに切り返し、ラリアットで追撃。そして最後は、変型DDTで勝負を決めた。
COMMENT
高橋「(※英語で)そうだな。(※通訳に対して)こっちおいでよ」
オメガ「(※通訳に対して)でも、ちょっと待った。まずは、仕事の話だ。ヨシハシ、お前は昨日俺に、凄い“恥”をかかせたな。何千、いや何万人の前で、あんな恥をかかされた。だが、昨日と同じことは、もう起きない。お前がやったことは、この『G1』の中で、唯一の汚点だ。その汚点がなければ、この『G1』は完璧なものだった。だって、今まで外国人レスラーが、『G1』を優勝したことはない。だが、今年は“magical year”だ。今年は奇跡の年になる。今年は初めて、外国人レスラーが『G1』を制覇する。なぜなら、『俺が一番強い』と、単純に言えるけど、でも周りの同じことを言うから、つまらないじゃないか。じゃあ、何を言えばいい?……ハァ、これを考えるだけでも、鳥肌が立つ(※自分の体をさする)。でも、言うしかない。俺は、今まで新日本プロレスにいたレスラーの中で、最高の選手だ。今まで、オールラウンダーはいなかった。レスラーもいて、格闘家もいて、オッサンもいて、元気な若者もいたが、“本物のオールラウンダー”がいなかった。その“本物”を俺が見せる。ヨシハシ、昨日試合は『G1』の中の、1つの公式戦にすぎない。まぁこれからの試合を楽しむさ。(※ホウキを掃きながら)俺が、みんなを掃除してやる。グッバイ、グッナイ。(※記者に対してチューをしようとするが、記者が逃げた)」
高橋「(※英語で)通訳さん、可愛いね。遊びにいこうよ」
※矢野は「チキショー!」と言い捨て、控室に戻っていった
※外道はノーコメント