Road to DESTRUCTION

日時: 2014年9月20日(土) 17:00開場　18:00開始
会場: 愛媛・新居浜市民体育館
観衆: 1,250人

第5試合 30分1本勝負

境界線

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　9月21日神戸で行われる真壁vs後藤の最終前哨戦。
　
　両者の先発で試合が始まり、後藤がショルダータックルをお見舞い。しかし、真壁もすぐに同じ技を返した。
　棚橋対内藤の場面。棚橋がカウンターバックエルボー＆フライングボディアタックを見舞い、本間とダブルショルダータックル。そこから本間対田口となり、田口が三角飛びミサイルキックで先制。そして、スリーアミーゴを敢行するも、本間が3回目のブレーンバスターを抵抗し、反対に田口を投げ飛ばす。
　続いて本間はこけしを放つが、田口がかわして自爆させる。そして、すかさず変型こけしを繰り出すが、今度は本間が回避した。
　これで田口は動きが止まってしまい、本間がカウンターバックエルボー、棚橋が串刺しフライングボディアタック、ダイビングサンセットフリップなどで追い討ち。しかし、低空ドロップキックで棚橋に逆襲し、ようやく自軍コーナーへ帰還。
　タッチを受けた内藤は、アームホイップ、低空ドロップキック、ランニングサンセットフリップで棚橋に追撃。さらに、棚橋を踏み台にしてエプロンへ飛び出し、トップロープ越しの串刺し低空ドロップキックを見舞う。しかし棚橋は、ドラゴンスクリューで逆転。
　真壁対後藤となり、真壁が串刺しラリアット、頭部へのパンチ連射、ノーザンライトスープレックスホールド。その後、ラリアットが2連続で相打ちになり、真壁が3発目のラリアットで後藤をなぎ倒した。
　本間対後藤の場面。本間が串刺しジャンピングエルボー、フェースクラッシャー、小こけしとラッシュ。さらに、本間と真壁が後藤にサンドイッチラリアットを見舞い、直後に棚橋がスリングブレイドで追撃。
　次に本間は、垂直落下式ブレーンバスターで後藤を突き刺し、ボディスラムからこけしを敢行。しかし、かわされて自爆してしまう。すると後藤はロープへ走るが、真壁が乱入してカウンターラリアット。
　ここから乱戦となり、田口が真壁にミサイルキック、棚橋が田口にドロップキック、内藤が棚橋にジャンピングエルボーアタック、本間が内藤にこけしロケット。
　これで本間と後藤の一騎打ちになり、後藤が本間に追走式ラリアット。さらに、棚橋と後藤をラリアットで蹴散らすと、本間には牛殺しで追撃。そして最後は、昇天・改で本間を仕留めた。
　
　試合後、真壁と後藤が番外戦を展開。ゴングが激しく打ち鳴らされた。

COMMENT

後藤　「いよいよ明日、決着をつけてやるよ。どっちが強いのか、上なのか、はっきり決着つけてやる。明日だ。（桑名大会で口にした革命は？）もう始まってるよ。それを明日、結果で見せます」
内藤　「どんな手を使ってでも、東京ドームのメインイベントにたどり着く。AJに勝ってベルトを獲るのか、オカダに勝って挑戦権利証を取るのか。どっちにも権利はあるんで。ただ、神戸と岡山でAJと当たるんで、ここはAJに的を絞って、闘いたいなと思います。来年の１月４日、東京ドーム、必ずメインイベントにたどり着く。そして全試合終了後にマイクで大きい声で言ってやりますよ。『新日本プロレスの主役は、俺だ！』って。まだ結果はわからないけど、俺がチャンピオンとして挑戦者オカダを迎え撃つ。今年と逆の立場が、現時点での俺の理想かな」
田口　「待ったなし。（神戸に向けて）調整して来ましたし、ここまでは順調。一手一手詰めて、序盤、中盤、終盤、スキのない試合を見せますよ。最後は『投了』（将棋用語で『参った』）って言わせます」

真壁　「何だ、コノヤロー。後藤ごときが、何ぬかしてんだ。明日、神戸で言い訳のつかないように、キッチリかたとってやる。コノ俺様に刃向かった結果を、キッチリ見てるお客さんに見せつけてやる。それだけだ」

棚橋　「今まで柴田が前に来ると、感情が猛ってしまって、冷静さを欠いてしまったんですけど、今は（柴田が前の前にいないんで）集中力が増してます。だけど、目の前に柴田が来たら、俺の中に秘めてる感情が暴走するでしょう。ただ、前もいったように、簡単に俺の10年を受け取られてたまるかって。柴田がやってきた10年、俺が受け止めてやりますよ」
※本間はノーコメント