Road to DESTRUCTION

日時: 2014年9月19日(金) 17:00開場　18:00開始
会場: 三重・桑名市体育館
観衆: 1,800人（満員）

第5試合 30分1本勝負

外道
タマ・トンガ

石井智宏
ドク・ギャローズ

中邑真輔
“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン

オカダ・カズチカ
バッドラック・ファレ

境界線

13分46秒　ガンスタン→片エビ固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　9月23日岡山で行われるIWGP挑戦権利証争奪戦オカダvsアンダーソン、NEVER無差別戦・高橋vsYOSHI-HASHI、9月21日神戸で行われるIWGP IC戦ファレvs中邑、IWGPタッグ戦アンダーソン＆ギャローズvsオカダ＆YOSHI-HASHIの“4重”前哨戦。
　
　外道とギャローズが先発し、ギャローズのショルダータックルで外道が退散。さらにギャローズは、替わった石井もショルダータックルでなぎ倒す。
　それでも石井はブレーンバスターを狙うが、ギャローズがボディスラムに切り返し、サイドバスターで追撃。そして、ブレーンバスターを予告するものの、石井が反対に投げ捨てた。
　YOSHI-HASHI対高橋の場面。高橋のラフ殺法に対し、YOSHI-HASHIがヘッドシザースホイップで報復。そして、ネックバスターで追い討ちをかけると、高橋をトップロープ上へ固定。ところが、控えのトンガがロープワークを妨害し、高橋が噛みつき攻撃、フィッシャーマンバスターで逆転。
　これを合図に激しい場外乱闘となり、アンダーソンたちがオカダたちを圧倒。一方、リング上では、高橋がYOSHI-HASHIをいいように痛めつける。
　その後もYOSHI-HASHIの劣性は続き、ギャローズがボディブロー連射、トンガが串刺しタックル連射などで追撃。しかしYOSHI-HASHIは、ファレのヒップドロップを回避し、ようやく中邑とタッチ。
　その中邑は、ファレに対して膝蹴り連射、バイブレーション式踏みつけ攻撃で追い討ち。さらに、ファレの巨体をコーナー最上段へ乗せ、ガラ空きのボディにランニングニーアタックを見舞う。
　しかしファレは、エルボー合戦へ持ち込み、アルゼンチンバックブリーカーで逆転。そして、バックフリップで追撃するも、中邑はフェイント式ニールキックで巻き返した。
　オカダ対アンダーソンの場面。オカダがフロントハイキック、DDT、カウンターバックエルボー。だが、アンダーソンがカウンターゼロ戦キックで逆襲し、ギャローズとトレイン攻撃を敢行。さらに、合体リバースガンスタンをオカダに見舞う。
　しかし、オカダがカウンタードロップキックでアンダーソンの動きを止め、スイッチした外道がパンチ連射で追い討ち。さらに外道は、乱入した高橋にもパンチを見舞い、アンダーソンをコンプリートショットで叩きつける。
　ここから混戦になり、乱入したファレを中邑が場外へ追いやる。その後、アンダーソンとギャローズが外道にマジックキラーを仕掛けるも、YOSHI-HASHIがカットに入り、ギャローズをカウンターラリアットで蹴散らす。
　さらに、YOSHI-HASHIがシーソーホイップでアンダーソンの上体を起こし、オカダがDDTをお見舞い。そして、外道が外道クラッチで押さえ込むも、カウントは2。
　すると、トンガが外道にトンガンツイスト、石井がトンガにラリアット、アンダーソンが石井にガンスタン。さらに、アンダーソンが外道もガンスタンで叩きつけ、3カウントを奪取した。
　
　試合後、オカダとアンダーソン、中邑とファレ、YOSHI-HASHIと高橋が、激しく睨み合った。

COMMENT

アンダーソン「いつも同じ結果。今日も同じ結果。コーベもオカヤマも同じ結果になるだけだ」
※ギャローズ、ファレ、高橋、トンガはノーコメント

オカダ「タッグ挑戦まであと2日、この権利証の防衛戦まであと4日、しっかりタッグベルトを持った上で、この権利証をを防衛して、東京ドームまで突っ走ります。まだまだ明日、前哨戦があるんで、僕とYOSHI-HASHIさんの“タッグチーム”を見せましょう」
YOSHI-HASHI「神戸まであと少し。あとはベルト巻くのを待つだけだよ。いいか、もう始まってんだよ。俺の切り拓くべき道、もう俺は歩き出してんだ」
※中邑、石井、外道はノーコメント