『NJC 2013』トーナメントで準決勝に進んだ後藤が登場。同じくベスト4に残った矢野と、6人タッグ戦で対決。両者は、3月23日後楽園ホールの決勝戦で当たる可能性がある。
　
　試合開始前、高橋（裕）が「オイ！ 仙台の牛タン好きのキレイなオネーチャンたち！ 今夜は牛タンのかわりに俺の舌で○○○をペロペロしてあげるぜ！ オイ、真壁！ 俺が女にモテるから、嫉妬してんじゃねぇか、オイ!? この、クソゴリラが！」と、言いたい放題でマイクアピール。これで激怒した真壁が最後まで聞かずに襲い掛かり、乱闘で試合が始まった。
　真壁対高橋の場面。高橋が、顔面かきむしり、カウンターバックエルボー。しかし真壁は、ハンマースルーを切り返し、ラリアット2連発、頭部へのパンチ連射で逆襲。ところが、高橋に突き飛ばされて転倒し、矢野に場外からイス攻撃を浴びてしまう。
　場外戦となり、矢野組が棚橋組をラフ殺法で圧倒。大ダメージを負った真壁がカウント18でリングへ戻ると、高橋が金具をむき出しにしたコーナーへ叩きつける。そして、矢野が木づち攻撃、飯塚がチョーク攻撃で続く。
　さらに高橋が、顔面攻撃、串刺しフロントハイキックで真壁に追い討ち。しかし真壁は、フィッシャーマンバスターを回避して突破口を作り、パワースラムで逆転に成功。
　棚橋対矢野となり、棚橋がカウンタードロップキック、フライングフォーアーム。そして、場外へ落とされそうになっても逆上がりで復活し、ドラゴンスクリュー、テキサスクローバーホールドで追い込む。
　続いて棚橋はコーナーにのぼるが、矢野が脚を引っ張って転落させ、替わった飯塚がチョーク攻撃。だが、棚橋はカウンターバックエルボー、フライングボディアタックで逆襲。
　後藤対飯塚の場面。後藤が、串刺しニールキック、バックドロップで先制し、コーナー最上段にのぼる。しかし、矢野が攻撃を妨害し、飯塚がデッドリードライブで反撃。ここから高橋が串刺しラリアット、矢野が串刺しバックエルボー、飯塚がマンハッタンドロップ、高橋がラリアット、飯塚がペディグリーを立て続けにさく裂させる。
　次に、飯塚がアイアン・フィンガー・フロム・ヘルを装備し、矢野が後藤を羽交い絞め。そして、飯塚が地獄突きを放つも、後藤にかわされて矢野に誤爆。すかさず棚橋がスリングブレイドで飯塚を倒し、真壁がラリアットで高橋を吹き飛ばす。さらに後藤が、牛殺しから昇天・改をさく裂させ、飯塚を仕留めた。
　
　試合後、快勝を収めた後藤が、「討ち取ったリーー!!」とマイクで絶叫。そして、「いよいよ『NEW JAPAN CUP』決勝の日（3月23日）が近づいてきました。1日も早い東北の復興を祈願すると共に！ 必ずこの俺は『NEW JAPAN CUP』、優勝してみせます!! 応援よろしくお願いします!! 本日はありがとうございました!!」とファンにアピールし、仙台大会を締めくくった。

※本大会は、試合会場の都合により、試合後コメントはありません。