1月4日東京ドームの永田vs鈴木、12月23日後楽園ホールの永田vsタイチの前哨戦。
　
　BUSHI対タイチで試合開始。タイチが手拍子で観客を煽り、最後にフェイントをかけてバカにする。そして、BUSHIにも同じことを強制したあげく、その途中で不意打ちを食らわせた。
　するとBUSHIは、背中合わせでタイチを飛び越え、ヘッドシザースホイップ、ドロップキックで場外へ落とす。そして、トペスイシーダで追い討ちをかけた。
　永田対鈴木の場面。いきなり両者が激しいエルボー合戦を繰り広げ、フロントハイキックを2発ずつ打ち合う。そして、3発目のキックで永田が競り勝った。しかし、鈴木がハンマースルーを切り返し、控えのタイチがコーナーからカウンターキック。これを合図に激しい場外戦が巻き起こり、鈴木が永田を観客席に投げ込み、マウントパンチ連射、イス攻撃。
　そして、タイチがBUSHIをたっぷりと痛めつけ、チョーク、マスク剥ぎで追い討ち。さらに、鈴木のサッカーボールキック、タイチの串刺しアックスボンバー、急所へのニードロップ、鈴木のボディブロー＆チョップ連射を浴び続け、BUSHIは大ピンチに陥る。しかし、鈴木の串刺し攻撃を両脚キックで阻止して突破口を作ると、ミサイルキック、延髄斬りで逆襲。
　これでようやく出番となった永田は、ミドルキック3連発、串刺しフロントハイキックで鈴木に追撃。続いてエクスプロイダーを狙うが、鈴木がフロントネックロックに切り返し、ランニングローキック3連発。それでも永田は3発目のキックをキャッチするが、鈴木が張り手を打ち込み、激しい張り手合戦が勃発。そこから鈴木が、スリーパーホールドで永田を押し込んだ。
　BUSHI対タイチの場面。BUSHIがトップロープを支点にしたバク転キック、前方回転エビ固め、ウニベルサルと畳み掛ける。そして、コーナー最上段にのぼるものの、鈴木もコーナーにのぼってスリーパーホールド。これで鈴木組がトレイン攻撃を仕掛けるが、BUSHIが脱出し、タイチにドロップキック。すかさず、永田が鈴木に串刺しフロントハイキックを見舞う。
　このチャンスにBUSHIは、フライングボディアタックでタイチに追撃。そして、前方回転エビ固めを繰り出すが、タイチがレッドシューズ海野レフェリーを回転に巻き込んで脱出。それでもBUSHIはラ・ミスティカで逆襲し、タイチはマットを叩いてギブアップの意思表示。ところが、海野レフェリーがダウンしたままで決着はつかず。
　すると、鈴木がスリーパーホールドでBUSHIを捕まえ、ゴッチ式パイルドライバーで突き刺す。そして、鈴木に放り投げられたタイチが、ローフライフローで強引に勝負を決めた。
　
　試合後、永田と鈴木が激しい番外戦を展開し、若手たちが体を張って止めに入る。すると鈴木が、「オイオイオイオイオイ。負けたクセにいきり立ってんじゃねぇよ。1月4日東京ドームなんか待てねぇんだよ。今日の続きはいますぐここでだ！」とマイクアピールし、再び永田に襲い掛かる。ゴングが激しく乱打される中、若手たちが何とか2人を引き離した。

鈴木「なんだよ?! 何しに来たボーズ？（と言って田中翔の胸ぐらを掴む） オイ！ 新日本！ 俺が歩く道に、こんな鼻クソみてぇな生ゴミ置いてんじゃねぇよ！（と言って膝蹴りで田中を壁に激突させる） オイ！ どかせ！ 全部どかせ！ テメーらがやらねぇなら、俺が全部どかしてやる！ 全部だ！」
タイチ「永田！ 調子に乗んな！ 俺より弱ぇくせに調子に乗んな！」
　
永田「アーッ！ クソ！ 悔しい！ これから1月4日か！ 1月4日、早く来い！ 1月4日早く来い！ 1月4日早く来い！」
※BUSHIはノーコメント