NJPW 40th anniversary Tour Road to TOKYO DOME

日時: 2012年12月17日(月) 17:30開場　18:30開始
会場: 徳島・徳島市立体育館
観衆: 800人

第2試合 20分1本勝負

KUSHIDA
高橋広夢

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　高橋（広）がKUSHIDAを指名し、両者の先発で試合がスタート。グラウンドの攻防で高橋がヘッドロックを極めると、KUSHIDAがフロントネックロックに切り返した。
　ライガー対田口の場面。ライガーがヘッドロックとショルダータックルで先制すると、田口がドロップダウン＆リープフロッグ。そして、ドロップキックでライガーを場外に落とし、腰振りトペフェイントで場内を沸かせる。
　だが、控えの高橋がライガーに飛び掛かり、リング上では串刺しジャンピングエルボー、ランニングエルボー、ボディスラム、逆エビ固めでに追い討ち。
　しかしライガーは、スイッチした田口に風車式バックブリーカーに逆襲。ようやく出番となったKUSHIDAが、スワンダイブチョップ、アームホイップ、ハンドスプリングエルボーで続く。
　さらにKUSHIDAはバズソーキックを放つが、田口がかわして延髄斬りで逆転。替わった高橋が、エルボー連打、ヘッドシザースホイップで追撃し、田口とトレイン攻撃を敢行。田口の串刺しバックエルボー、高橋の串刺しドロップキックが連続でさく裂し、そのまま高橋がフィッシャーマンズスープレックスホールドで3カウントを迫る。
　劣勢のKUSHIDAは、ミサイルキックをかわして素早く9469を極める。これを田口がカットしたものの、ライガーがエプロンからのトペコンヒーロで分断。
　それでも高橋は、スクールボーイ、逆さ押さえ込みで勝利を目指すが、いずれも返したKUSHIDAが、カウンターローリングエルボー、延髄斬りで逆襲。そして、その場飛びムーンサルトプレスから片エビ固めで押さえ込み、3カウントを奪った。

COMMENT

KUSHIDA「ありがとうございました（と言ってライガーと握手）」
ライガー「昨日、タイガーマスクと、KUSHIDA選手の持つIWGP（Jr.）のタッグのベルトに挑戦させてくれと、ある意味直訴。彼は快く受けてくれて、そのチャンピオンと今日タッグを組んで、やっぱスゴいよな！チャンピオンってスゲー！だからこそチャンピオンなんだろうけど。こっちがアイツらの攻撃をすべて受けて、あとはチャンピオンに託す。文字通り、タッグマッチのセオリー、その通りのことができたと思う。それはチャンピオンが厚みがあるから。俺は任せっきりにできる。そういうチャンピオンだからこそ、タイガーマスクと組んで、このKUSHIDAという男から、ベルトを獲る」
KUSHIDA「ライガーさんから直々に『挑戦したい』と。そんな光栄なことないですからね。ただね、アレックス・シェリー、なかなか新日本プロレスに来れてなくて、もうベルト獲ったのが、恋しいっていうか、早く戻ってきて、タイムスプリッターズまたやりたいし、それがドームの後なのか？ 23日の中邑真輔戦は、今までなかなか見せるチャンスがなかった、俺のチャンネルを見せられるいいチャンスだと思っています。絶対に、東京ドームに出るヤツらの噛ませ犬にはならねぇぞ！」
　
高橋「遠い。スゲー遠い。チャンピオン、スゲー遠い。スゲー遠いけど、やっぱやりがいあるよ。こんだけ遠かったら、越えがいあるよ。俺は絶対に諦めないから。まずは『ヤングライオン杯』。お願いしますよ！やってくださいよ！どんなヤツが相手でもいいですから、やりましょうよ！俺、スゲー楽しみにしてますから」
※田口はノーコメント