NEW JAPAN ALIVE 2011
- 日時
- 2011年11月20日(日) 15:00開場 16:00開始
- 会場
- 群馬・館林市市民体育館(郷谷体育館)
- 観衆
- 950人
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第7試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
いきなり激しい打撃戦が展開され、そこから棚橋がドロップキック。これに対して永田がフロントハイキックでやり返し、両者はもつれあったまま青コーナーへ。さらにエルボーを打ち合った。
MVP対小島の場面。激しいショルダータックル合戦が繰り広げられ、両者一歩も譲らず。そこからデヴィット対KUSHIDAとなり、デヴィットが田口との連携でKUSHIDAを場外へ追いやる。そして、田口のトペフェイントから、2人でセクシーポーズを披露。
その直後、デヴィットと田口がタイガーを場外へ叩き出し、棚橋とMVPも永田と小島を場外へ追いやる。そして、棚橋組は4人同時のプランチャを敢行し、大歓声を浴びた。
中盤、永田組がデヴィットをローンバトルへ追い込み、試合の流れを完全に支配する。さんざんいたぶられた挙句、小島の逆水平チョップ乱射、串刺しジャンピングエルボー、「いっちゃうぞバカヤロー!」からのダイビングエルボードロップという波状攻撃を浴びたデヴィットだったが、オーバーヘッドキックで逆転。
ようやく出番となったMVPは、小島に対してパンチ連射、串刺しラリアット連射、フロントスープレックス、クロスチョップ、フェースクラッシャー、ボーリンエルボー、フィッシャーマンズスープレックスホールドと一気にラッシュ。しかし小島は、エルボー連打、ローリングエルボー、コジコジカッターでやり返した。
棚橋対小島の場面。棚橋がフライングフォーアーム、コーナー2段目からのフライングボディアタック。しかし、続いてのジャーマンスープレックスを回避した小島が、DDTでお返し。
これで棚橋対永田となり、永田が串刺しフロントハイキック、エクスプロイダー。対する棚橋は、フロントハイキックをキャッチし、ドラゴンスクリューで反撃。そこからエルボー合戦になり、押し込まれた棚橋が張り手。しかし、永田がキチンシンクですぐに巻き返し、膝蹴り連射、ミドルキック。だが、棚橋がフロントハイキックをかわし、スリングブレイドを決めた。
田口対永田の場面。田口が、スワンダイブミサイルキックからスリーアミーゴへ行くも、3回目のブレーンバスターを永田が阻止。すると、田口が永田をコーナーへ押し込み、デヴィットがエプロンから延髄斬りをお見舞い。そして、田口を踏み台にしたデヴィットの串刺しジャンピングバックエルボー、デヴィットを踏み台にした田口の串刺しドロップキック、前落としが連続で永田を襲う。
続いて、田口とデヴィットはブラックホールバケーションを狙うが、KUSHIDAが乱入して妨害。それでも田口は延髄斬りをヒットさせるが、永田がロープの反動を利用したジャーマンスープレックスからミドルキックをお見舞い。さらに、垂直落下式ブレーンバスターで追撃すると、最後はバックドロップホールドで決着をつけた。
試合後、永田がリング上から棚橋を見下ろし、マイクアピールを開始。
永田「棚橋! (胸骨を)ケガしてんなら、名古屋までにちゃんと治して来いよ。ケガのオマエに勝ったって、俺は一文の得にもなんねぇんだよ。(※『カッコいい!』の声に)だろ?(※場内笑) オマエなら完璧に治してくれるよな? 待ってるよ(※大拍手)」
棚橋が退場すると、永田は「今日はどうもありがとうございました!」とファンに挨拶し、「永田」コールを受ける。そして、「名古屋決戦まで、あと2週間。俺は万全の棚橋に勝って! ベルトを巻きたい!!(※大拍手) 巻いて、(1/4)東京ドームで闘うのが、俺のいまの最大のテーマです。俺は完璧で名古屋に向かいます。棚橋も完璧になって、俺と闘う。これでいいでしょ? ね? お客さん(※大拍手)」と続けた。
続いて永田は、「1、2、3、ゼア!」の掛け声で観客たちと一斉に敬礼。さらに、「ザ・スコアー」の旋律に乗ってナガダンスを踊ったのち、ファンとハイタッチをしながら退場した。