G1 CLIMAX SPECIAL 2011
- 日時
- 2011年9月18日(日) 16:00開場 17:00開始
- 会場
- 岡山・岡山県卸センター・オレンジホール
- 観衆
- 1,250人(超満員札止め)
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第3試合 20分1本勝負
レフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
試合開始前、MVPがIWGPインターコンチネンタルベルト、田中が竹刀を振り回してチャンバラを開始。しかし、マーティー浅見レフェリーが制止して、内藤と高橋の先発で試合開始となる。
内藤がショルダータックルを繰り出すと、高橋が受け止めてラリアットを発射。これを内藤がかわしてアームドラッグで投げると、高橋もすぐに同じ技をお返し。
MVP対田中の場面。いきなり激しいエルボー合戦となり、そこからMVPがボディブロー、ショートレンジラリアット、フロントハイキックと畳み掛けた。
KUSHIDA対外道の場面。KUSHIDAがドロップキックで外道を場外へ落とし、ハンドスプリング式のトペフェイントを披露。そして、内藤たちも高橋たちを場外に落とし、3人同時にプランチャを敢行。
だが、その直後にコンプリートプレイヤーズがKUSHIDAを捕獲。集中砲火を浴びせる展開に持ち込む。それでもKUSHIDAはタッチを試みるが、高橋が妨害し、そのまま内藤と番外戦を繰り広げる。この混乱に乗じ、外道が顔面攻撃、田中が竹刀攻撃でKUSHIDAに追い討ちをかける。
しかしKUSHIDAは、外道に蹴り脚を取らせ、横に立つ高橋へ延髄斬りをお見舞い。そして、ハンドスプリングエルボーで外道と田中を蹴散らし、ようやく内藤とタッチ。
内藤は高橋に対し、コーナー最上段からのトルニージョ、ドロップキック、ランニングサンセットフリップで追撃。すると高橋は、ジャンプした内藤を捕まえ、パワースラムで反撃。さらに、カウンターフロントスープレックスで叩きつける。しかし内藤は、串刺し攻撃をかわしてエプロンへ飛び出し、水面蹴り、ミサイルキックでやり返した。
MVP対田中の場面。MVPが、串刺しラリアット連射、エクスプロイダー。そして、ヘッドスプリングで立ち上がると、クロスチョップ、フェースクラッシャー、ボーリンエルボー、フィッシャーマンズスープレックスホールドと畳み掛ける。だが、田中は串刺し攻撃をトーキックで阻止。そこからスイングDDTで逆襲し、外道とスイッチした。
外道は、MVPにチンクラッシャーを食らわせ、続いて高橋がラリアットをお見舞い。そして、外道がフォールに行くものの、カウントは2。
ここで外道は、トラースキックで内藤に追撃するが、KUSHIDAがスワンダイブチョップで外道を倒す。そのKUSHIDAを高橋が場外へ投げ捨てると、今度は内藤がジャンピングエルボーアタックを食らわせる。
すると外道は、MVPにパンチ連打。しかし、すべて受け止めたMVPが、エルボー連打、エルボースマッシュ、ショートレンジラリアット。続いてプレイメーカーを狙うものの、田中がカットに入る。
怒ったMVPは、田中にプレイメーカーを食らわせ、外道をイリバーシブルクライシスで仕留めた。
試合後、内藤はMVPに頼み、IWGPインターコンチネンタルベルトを拝借。そして、腰にあてがうものの、MVPに取り上げられてしまう。しかし、両者は笑顔で握手。
その後、内藤は、高橋と激しい視殺戦を繰り広げた。
COMMENT
内藤「いよいよ明日、神戸、裕二郎戦。俺への期待感は、今シリーズどこ行ってもスゴく感じるし、ただ俺も期待を裏切り続けて、後がないと思ってるんで、明日の裕二郎戦、キッチリみんなの期待に、そして自分自信の納得いく形で勝って、次のステージ、IWGPに進みます」
KUSHIDA「待ちきれない。待ちきれないッスね、もう明日が。対戦相手が変わって、複雑な思いもあるけど、俺の気持ちは獲ることしか考えてないから。もう今日、眠れないかもしれない。明日、獲ることでPPV見てる人も、会場に来てくれる人も、期待以上のものをお見せします!」
田中「毎回毎回同じこと言わすなよ。(MVPとのタイトル戦を)早く決めろ、オマエ。明日? 明日、ビッグマッチやろ。そこでアイツに恥かかしたるから。伝えとけよ、オマエ。明日、タダで済まさんでな」
高橋「明日、神戸で、俺が証明してみせる。内藤哲也よりも、高橋裕二郎がレスラーとして優秀だということを。そして、俺が、みなさんから期待されるべき人間だということを、明日、神戸で証明してやるよ」
※外道はノーコメント