IWGP Jr.タッグ王座挑戦を表明したロメロとリチャーズが登場。中邑とトリオを組み、後藤＆デヴィット＆田口のApollo555と対決。
　
　後藤と中邑の先発で試合開始。後藤が腕を取ると、中邑がヘッドスプリングと側転で切り返す。そして、ヘッドロックからショルダータックルを放つものの、後藤が受け止めてショルダータックルをお返し。これを受け止められた後藤は、顔面へのヘッドバットで追撃し、今度こそショルダータックルで吹き飛ばした。
　田口対リチャーズの場面。田口が腕を取ると、リチャーズがブリッジの体勢からキックを放って振り解く。そして、逆エビ固めを狙うものの、脚力で弾き返した田口が、ショートレンジドロップキックをヒットさせる。
　ここでデヴィットもリングに入り、田口と同時のカニばさみ、前転からの低空ドロップキックをロメロへ見舞う。すると、ロメロがデヴィットを赤コーナーに振り、リチャーズがエプロンを駆けて串刺しラリアット。だが、今度はデヴィットがロメロを青コーナーに振り、田口がエプロンからラリアット。そして、デヴィットがロメロにラリアットで追撃し、リチャーズもラリアットで場外に蹴散らす。
　デヴィットの攻勢は続き、ロメロの串刺しラリアットをかわし、ドロップキックで場外に追いやる。そして、ロープへ走るものの、場外のリチャーズに脚を引っ張られて転倒。
　これで中邑組がデヴィットの捕獲に成功し、代わる代わるの攻撃で徹底的に痛めつけて行く。中邑が重い打撃技を食らわせれば、ロメロとリチャーズは連携攻撃で追い討ち。ロメロが卍固めを極めたところに、リチャーズがたっぷりと助走をつけてドロップキックを見舞う。
　さらに、中邑組はトレイン攻撃を仕掛けるが、デヴィットがロメロとリチャーズのフロントハイキックを中邑に誤爆させる。そして、リチャーズをロメロに激突させ、ドロップキックを発射。これでロメロがリチャーズにDDTを食らわせてしまう。
　ここでデヴィットがようやく自軍コーナーに戻り、タッチを受けた後藤が、追走式ラリアット、串刺しニールキック、バックドロップで中邑に追撃。しかし中邑は、ハンマースルーを切り返して膝蹴りで反撃し、後ろ回し蹴りをお見舞い。そして、ボマイェを発射するものの、かわされてコーナーに激突。だが、すぐに雪崩式攻撃で後藤に反撃した。
　田口対ロメロの場面。田口が、デヴィットとの連携でロメロとリチャーズを蹴散らす。そして、田口の前落としからデヴィットがダイビングフットスタンプを食らわせ、田口が円盤中毒で追撃。さらに、どどんの体勢に入るものの、ロメロが前方回転エビ固めに切り返し、バックスピンキックで逆襲。
　ここで中邑組のトレイン攻撃となり、リチャーズの串刺しジャンピングエルボー、ロメロの串刺しラリアット、リチャーズに担がれたロメロの串刺しダブルニーが連続で炸裂。そして、ロメロが田口をコーナー最上段に固定すると、中邑がランニングニーアタックを食らわせる。
　劣勢となった田口は、中邑の蹴り脚を掴み、軸足に低空ドロップキック。そして、ラ・マヒストラルを繰り出すものの、中邑が跳ね返す。すると、田口は再びどどんを狙うが、中邑が後頭部でのヘッドバットで阻止。そして、もう1度ボマイェを発射するが、後藤が飛び込んでラリアットで妨害。
　ここで両軍の選手が次々とリングへ飛び込んで混戦となり、リング上は田口と中邑の一騎打ちとなる。そして、中邑がリバースパワースラムで田口を叩きつけ、ボマイェで引導を渡した。
　
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ロメロ「デイビー・リチャーズとロッキー・ロメロがまた簡単に勝ってしまった。もちろんシンスケ・ナカムラも一緒だ。プリンス・デヴィット、オマエは先のことを見る必要はない。（9/19）神戸でKUSHIDAとやるのなんか、問題ではない。オマエが気をつけなければならないのは、このデイビー・リチャーズとロッキー・ロメロとの、IWGP Jr.タッグのタイトルマッチだ」
リチャーズ「プリンス・デヴィット、『Super Jr.』でも見せたように、俺は誰の助けもいらない。ロッキー・ロメロも誰の助けもいらない。シンスケも誰の助けもいらない。CHAOSがみんなベルトを集める。シンスケ・ナカムラはIWGP（ヘビー）を懸けて闘う。俺達2人に必要なのはIWGP Jr.タッグベルトだ。CHAOSが新日本を制圧する。情け容赦なくいくぞ！」
ロメロ「タグチ、デヴィット、男になれ！ 俺とデイビー・リチャーズがここにいるぞ！」
中邑「オイあと5日か？ 4日か？ 3日か？ 1週間もないんだ。俺の調子？ この通り。いいか悪いか、言わなくてもわかんだろ？ 棚橋、メキシコ行ってんだろ？ オマエの言う『進化』、止まんねぇんだろ、オイ？ 何かを変えて戻って来いよ。そうじゃないと、拍子抜けするぜ！」
　
デヴィット「これからロッキー・ロメロとデイビー・リチャーズと対峙していくだろう。今日はただの闘いの始まりに過ぎない。今シリーズの残りで、No Remorse Cooperationがチャンピオンになるために、本当に倒さなければいけない相手はApollo55だとわかるだろう」
田口「相変わらず、ロッキー・ロメロ、デイビー・リチャーズ強いけど、Apollo55の相手じゃないよ。何度挑戦してきても叩きのめしてやります」
※後藤はノーコメント