G1 CLIMAX SPECIAL 2011
- 日時
- 2011年9月10日(土) 17:00開場 18:00開始
- 会場
- 埼玉・所沢市民体育館・サブアリーナ
- 観衆
- 1,100人(満員)
-
第4試合 30分1本勝負
レフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
今回、解答者に選ばれたのは、プロレス観戦3回目でタイガーマスクのファンという女の子。尾崎仁彦リングアナウンサーから出題されたクイズに正解し、プレゼンターのKUSHIDAから寄せ書きサイン入り大会ポスターを受け取った。
その後、9月19日神戸のIWGP Jr.ヘビー級選手権試合の意気込みを聞かれたKUSHIDAは、「次の所沢大会では、このリングでベルトを披露したいと思います」とコメント。ファンの大声援を受けつつ、退場した。
そして、開始された第4試合は、9月19日神戸でシングル対戦する内藤と高橋の前哨戦。内藤のパートナーは、9月11日後楽園ホール大会を最後にメキシコ遠征へ旅立つライガー。
試合はライガーと外道の先発でスタート。いきなりライガーが串刺し掌底を食らわせ、スライディングキックで追撃した。
内藤対高橋の場面。内藤のヘッドロックに対し、高橋がカウンターアバランシュホールドで反撃。しかし、内藤はリープフロッグで高橋を翻弄し、カウンタードロップキックでやり返した。
ライガー対高橋の場面。ロープに走ったライガーの背中に、控えの外道がキックを叩き込む。そして外道は、ロープをずらしてライガーを場外へ落とし、鉄柵攻撃をお見舞い。そのままライガーを自軍コーナーに釘付けにし、高橋と共にたっぷりといたぶって行く。
しばらく何もできなかったライガーだったが、外道と高橋を同士討ちにさせて突破口を開くと、風車式バックブリーカーで高橋に逆襲。
これでようやくタッチを受けた内藤は、連続ドロップキックで外道と高橋を吹き飛ばし、ランニングサンセットフリップ、エプロンからの水面蹴り、ミサイルキックで高橋に追撃。これに対し高橋は、パワースラムで逆襲。そして、エルボー合戦に持ち込むと、カウンターフロントスープレックスでやり返した。
内藤対外道の場面。外道が内藤のボディにトラースキックを見舞い、コンプリートショットで追撃。さらに、顔面へのトラースキックからフォールに行くものの、ライガーがカット。すると外道がチンクラッシャーを見舞い、内藤の動きを止める。だが、高橋が放ったラリアットが外道に誤爆。すかさずライガーが掌底で高橋を排除する。
しかし外道は、内藤の串刺し攻撃をかわし、スクールボーイ。これを返されると、サミングで内藤の目を突き、ロープへ走る。ところが、内藤がジャンピングエルボーアタックで逆襲し、エボルシオンからフォール。
これを高橋がカットすると、ライガーがプランチャで分断。最後は内藤が、スターダストプレスで外道にとどめを刺した。
試合後、またもや内藤と高橋が額を突きつけ、激しい睨み合いを展開。高橋が憮然とした表情で引き上げると、内藤はライガーと共にファンの歓声に応える。
そして、自分が着ていたTシャツをちびっ子ファンにプレゼントし、退場した。
COMMENT
ライガー「ありがとう!」
内藤「ライガーさん、どうでした? ライガーさんが昔使った“スターダストプレス”」
ライガー「俺なんかより、全然うまいし! 的確だし! とにかく、今のおまえは神戸で裕二郎に勝つ! それだけだろ。それだけにパワー使って。オイラもメキシコで頑張ってきますから」
内藤「俺も後からメキシコ行きますから! 一緒にやりましょう!」
ライガー「よく見とけ! これがメキシココンビだ!(と、なぜか2人で“コマネチ”を決める)」
内藤「本家にお墨付き頂いたからね、スターダストプレスの。メキシコでフォームの改造してきた甲斐があったなと。俺の目は、神戸、裕二郎、そしてIWGP。ただね、俺、メキシコで有名人だけど、ライガーには勝てねぇからさ。ライガーが行くんだったら、俺も行きてぇなって。俺ダメだ、いろんなとこに目が向いちゃうよ。とにかく今日も『G1』の熱を所沢に届けられたと思います。俺は神戸、裕二郎、そして次のIWGPに向けて突っ走ります」
高橋「なんで俺じゃないのかな? なんで俺じゃないのかな? 俺の方がアイツより強いし、優れてる。なんで周りのバカな奴らはアイツに期待するんだよ。なんで俺じゃないんだよ! いいよ、そんなバカな奴らの期待を、俺が全部ブッ潰してやるよ!」
※外道はノーコメント