G1 CLIMAX SPECIAL 2011
- 日時
- 2011年9月7日(水) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 長野・佐久市総合体育館
- 観衆
- 1,000人
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第4試合 30分1本勝負
レフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
まず、KUSHIDAが男の子を任意で指名。そして、尾崎仁彦リングアナウンサーが「今度の(9月19日)神戸大会、IWGP Jr.ヘビー級王座に挑戦するのは誰でしょう?」と質問。これに対して男の子が「KUSHIDA選手」と回答し、見事に正解。選手の寄せ書きサイン入りポスターを獲得した。
そして、KUSHIDAが「長野県佐久市の皆さん、今日はご観戦ありがとうございます。後半戦も盛り上がって行きましょう!」とファンに挨拶し、試合開始となった。
第4試合のタッグマッチは、MVPと田中の先発でスタート。いきなり激しいエルボー合戦が繰り広げられ、そこからMVPがフロントスープレックス。そして、ラリアットで田中を場外に叩き出し、鉄柵攻撃で追い討ちをかけた。
トンガ対石井の場面。石井がトンガの素足を踏みつけ、ショルダータックルをお見舞い。だが、トンガは前後の連続リープフロッグからの空手チョップでお返し。さらに、コーナー最上段に飛び乗ると、トルニージョで石井を場外へ追い込む。
さらにMVPが田中を場外に放り捨てると、トンガがロープへダッシュ。そして、MVPのアシストを受けて勢いよくプランチャを繰り出し、2人を同時に押し潰した。
ところが、トンガは鉄柵に叩きつけられて大ダメージを負い、場外カウント19で辛くもリングイン。そこから反撃に出ることができず、そのまま田中組の集中砲火を浴びる展開となる。
大ピンチに陥ったトンガは、石井のラリアットをかわし、レッグラリアットで逆襲。ようやく出番となったMVPは、石井に対してパンチ連射、串刺しラリアット連射、フロントスープレックス、膝でのフェースクラッシャー、ボーリンエルボー、フィッシャーマンズスープレックスホールドと畳み掛ける。
MVP対田中の場面。MVPがラリアットを受け止め、エルボー連射、エルボースマッシュ、ショートレンジラリアットの連続攻撃。続いて試合権利を得たトンガは、ボディスラムとドロップキックで田中と石井を次々に蹴散らし、田中に串刺しボディアタックで追撃。
それでも田中組はトレイン攻撃を仕掛けるが、トンガが突進して来た田中を飛び越え、石井にドロップキックをお見舞い。さらに、開脚式ドロップキックで2人を同時に吹き飛ばす。
ここでトンガはコーナー最上段にのぼるが、石井が乱入して雪崩式ブレーンバスターで投げ捨てる。そこへ田中がラリアットを食らわせ、最後はスライディングDで決着をつけた。
試合後、田中が竹刀でMVPで滅多打ち。ゴングが激しく乱打された。
COMMENT
田中「まだまだや、こんな傷、屁でもないわ。俺の体にどんだけ傷あると思っとんねん。俺に傷付けたと思ったら。大間違いや。倍返しにしとったるわ、これから毎回毎回。タイトルマッチ組まれるまで、ジワジワ痛めつけたるから、よう覚えとけ。こんな屁でもない傷、何倍にして返したるわ」
MVP「オーケー、タナカ。俺は『マサト・タナカ』について知ってるよ。“ダンガン”だろ?俺はオマエを覚えてるよ、ECWに来ていたときの事をね。オマエはきっと俺を恐れているんだろう。これは戦争になるんだ! クソッタレな戦争だ!」
※トンガはノーコメント