NEW JAPAN SOUL 2011
- 日時
- 2011年7月13日(水) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 北海道・札幌テイセンホール
- 観衆
- 1,750人(超満員)
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第5試合 30分1本勝負
レフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
試合はライガーとガルサの先発でスタート。ガルサがリープフロッグで攻撃をかわし、手の平を突き出してライガーを急停止させる。そして、おもむろにショートタイツ姿に変身すると、続いてコーナー最上段にジャンプ。そして、ムーンサルトで着地すると、またもや手の平を突き出してライガーを急停止させ、ゆっくりとTシャツを脱ぎ捨てた。
MVP対矢野の場面。MVPがボーリンエルボーを狙うものの、矢野が場外へエスケープ。それをMVPが追いかけ、矢野の頭部をエプロンに固定してニーリフト、ランニングフロントキックを連続発射。
ライガー対矢野の場面。矢野が、顔面攻撃でライガーの動きを止め、場外に放り投げる。すかさずガルサが痛めつけ、ライガーの動きがストップ。リングに戻ると、クッションが外されて金具がむき出しとなったコーナーへ叩きつけられ、のたうち回る。
その後も攻め込まれたライガーだったが、掌底で矢野に逆襲し、MVPとタッチ。そのMVPは、打撃連打で矢野を倒し、今度こそボーリンエルボーをお見舞い。さらに、フィッシャーマンズスープレックスホールドで追い討ちをかける。
続いてMVPはコーナーへのぼるが、矢野が脚を引っ張って転落させ、鬼殺しを狙う。しかし、抵抗して脱出したMVPが、ジャーマンスープレックスホイップで投げ捨てた。
ライガー対ガルサの場面。ライガーが前方回転エビ固めを繰り出すと、ガルサが抜け出してサッカーボールキックで反撃。そして、セカンドロープへ飛び乗ってムーンサルトプレスを繰り出すが、ライガーが両脚を立ててブロック。
続いてライガーはコーナー最上段にのぼるものの、矢野がイス攻撃で妨害。すかさずガルサがカンクーントルネードを炸裂させ、3カウントを奪った。
試合後、MVPがフロントハイキックを放つが、矢野がかわして素早く場外へ退避。そして、MVPに向かってハサミを誇示すると、なんとすぐそばにいた高橋(広)を捕まえ、その髪の毛を切り落としてしまった。
COMMENT
※ガルサはライガーに対し、CMLL世界ミドル級ベルト奪取をアピール
ライガー「オイ、聞いといてくれ、ガルサに。『何しに日本に来てるんだ?』って。あいつらと組んで、あんな反則プレイをして、あいつはなんのためにCMLLの代表として、この日本に来てるんだ? タイトルマッチをするわけでもない、ラフプレイ一辺倒、反則まがいのクソみたいなプレイをしやがって、CMLLの看板に泥を塗る! ただでおかんぞ、クソッタレ! 今日はMVP選手に勝利を贈れなくて悪かったけど、俺らのチームワーク、なかなかイケんじゃないかと思ったんで、これからもよろしくお願いします。サンキューミスター!(と言って、MVPと握手)」
MVP「アイムソーリー、ゴメンナサイ!」
ライガー「ノーノー、イッツ・オッケー!」
MVP「トール・ヤノ、時計はいい時間に近づいてきているぞ。札幌では、過去にもヤノと闘った、インターコンチネンタルのタイトルをリマッチだ。MVP、黒人ゴジラ! トール・ヤノ、オマエの時間をブッタ切る」