BEST OF THE SUPER Jr.XVIII 〜Bring it on!〜
- 日時
- 2011年6月8日(水) 18:00開場 19:00開始
- 会場
- 東京・ディファ有明
- 観衆
- 750人
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第9試合 30分1本勝負
「BEST OF THE SUPER Jr. ⅩⅧ」Bブロック公式戦※飯伏がBブロック1位通過が決定。また、この試合結果を受け田口がBブロック2位通過が決定。レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
ライガーの攻勢は続き、浴びせ蹴り、カウンター掌底。さらに、コーナー最上段にのぼるものの、飯伏がジャンピングハイキックで迎撃。そして、三角飛びケブラーダで追い討ちをかける。
さらに飯伏は、スワンダイブミサイルキック、カウンターハイキック、ジャーマンスープレックスホールド。ところが、これを跳ね返したライガーが、同時にチキンウィングアームロックを極めて逆襲。そして、腕ひしぎ逆十字固めで絞り上げるものの、飯伏は辛うじてロープへ脚を伸ばす。
続いてライガーは、ショルダーアームブリーカー2連発。さらに、雪崩式ブレーンバスターを敢行するものの、飯伏がバク宙で着地。そして飯伏は、ハーフネルソンスープレックスホールド、その場飛びシューティングスタープレスで追撃。続いてコーナーに飛び乗ってムーンサルトプレスを繰り出すが、ライガーが両膝を立ててブロックし、そのままアームロックを極める。
ここでライガーはパワーボムを狙うが、飯伏がウラカン・ラナで切り返す。そして、風車式バックブリーカーもうまく切り抜けると、ハイキック一閃。最後は、ファイヤーバードスプラッシュでライガーにとどめを刺した。
試合後、Bブロック1位となった飯伏が、ライガーのもとへ歩み寄って握手。一方のライガーは清く負けを認め、飯伏の手をあげた。
なお、この時点で田口、KUSHIDA、サスケが10点で並んだものの、直接対決で2人に勝利している田口の2位が確定。それにより、6月10日後楽園ホールの準決勝でデヴィットvs田口の“Apollo55対決”が実現することが決まり、場内が大きくどよめいた(※もう一つのカードは飯伏vsリチャーズ)。
COMMENT
ライガー「負けた〜! あそこまでやって負けたんなら、しゃあねぇだろチキショ! 俺はスロースターターっていうイメージがある。最初からいかなきゃって思ったし。意地でもなにが何でも勝たなきゃいけない、今日勝たなきゃいけなかった。それがこの試合だ。ゴングが鳴ってからラッシュをかけた。よくしのいだよ、たいしたもんだ。蹴りと飛技だけかと思ったけど、グランドがあんなにしのげるとは思わなかったし、逃げ方もしっかりしてるし。やっぱり一流の選手は違うな。もう俺はライガーだからってのは一切ないし、田口とか飯伏とかデヴィットとか、俺はチャレンジしていく立場。過去はどうだっていい。俺にとって過去はクソみたいなもん。ただ、俺の中にも意地がある。藤原教室であり、新日本プロレスでの教えであり。それ守って、ヤツらに挑戦していきたい。『挑戦』という言葉を、あえて口にするよ。ライガーの過去はどうだっていいんだ。優勝回数? 関係ない。戦歴? どれだけプロレスした? そんなの関係ない。いまが一番大事なんだ。田口はこの前、運良く勝てたけど、デヴィットとはしてないし、飯伏とは今日やって負けたし。必ず借りは返すつもり。田口にも、このリーグ戦で返したんだ。必ず返します。ファンの皆さんが応援してくれる限り。(ファンに向かって)ファンのみんな、応援してくれよ! 必ず這い上がるからな! 見ろ、これが正解だ。わかるか? ありがとう!」