BEST OF THE SUPER Jr.XVIII 〜Bring it on!〜
- 日時
- 2011年5月26日(木) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 1,750人
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第9試合 30分1本勝負
「BEST OF THE SUPER Jr. X VIII」Aブロック公式戦-
プリンス・デヴィット
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デイビー・リチャーズ
- (1敗=0点)
- (1勝=2点)
※リチャーズがリーグ戦2点を獲得。レフェリー|レッドシューズ海野 -
MATCH REPORT
だが、リチャーズはデヴィットを場外戦に引き込み、エプロンからのスイングDDTをお見舞い。そしてリング上では、高速ブレーンバスター、ダイビングヘッドバット、バックドロップ、ハイキック、エルボー連打、ジャンピングエルボーで追い討ちをかける。
防戦一方のデヴィットだったが、追走式ドロップキックで逆襲。そして、エルボー合戦からロープへ走るものの、突進をかわされて場外に転落。すかさずリチャーズがトペコンヒーロを見舞う。
さらにリチャーズは、デヴィットを北側客席のステージへ連れて行き、パワーボムの体勢に入る。しかし、額へのパンチ連射で阻止したデヴィットが、リバーススープレックスで逆襲。そして、ステージ上からのダイビングフットスタンプで追い討ちをかける。続いてリングへ戻ると、背中にもダイビングフットスタンプをお見舞い。
劣勢のリチャーズは、ドリームキャストをかわし、ローリングソバット、ローリングラリアット、ジャーマンスープレックスホールドで反撃。そこからパワーボムを仕掛けるものの、デヴィットが回転エビ固めに切り返す。
さらにデヴィットはハイキックをかわし、今度こそドリームキャストをヒットさせる。そして、ブラディサンデーの体勢に入るが、リチャーズが前進し、デヴィットをコーナーへ激突させて脱出。
さらにリチャーズは、トップロープ上からの雪崩式ブレーンバスターで追い討ちをかけ、クラッチを離さずに2発目のブレーンバスターを敢行。そこからフォールに行くものの、デヴィットは辛うじてキックアウト。
するとリチャーズは、打撃ラッシュでデヴィットをひざまずかせ、側頭部に強烈なキックを発射。そして最後は、パワーボムで3カウントを奪った。
試合後、エプロンに仁王立ちしたリチャーズは、場外でうずくまるデヴィットを鋭い眼光で見下した。
COMMENT
デヴィット「ボクは、IWGPジュニアヘビー級チャンピオンであり、前年度のディフェンディングチャンピオンなのに、その自分が負けたのが、残念で仕方がないよ。デイビー・リチャーズに関しては、とくに作戦を立てて挑んだわけではなかった。彼はスピードがあって、パワーがある。アグレッシブなファイター、すべてにおいて優れたレスラー。とくに、ボクが弱点を狙ったということはなかったけど、今日は彼の総合的なパフォーマンスが上回った。今度は、ジュニアベルトを賭けて闘いたいね。彼もニュージャパンで、アメリカとは違う選手や、違うスタイルで闘ったり、いろんな経験を積んできた。そのへんが少し変わってきたんじゃないかな。ただ、あとリーグ戦は7試合、挽回のチャンスはある。必ず決勝トーナメントに勝ち上がって、この後楽園に帰ってきたいね」