Road to KINGDOM 〜Battle X'mas!〜
- 日時
- 2010年12月23日(木) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 2,005人(超満員札止め)
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第6試合 30分1本勝負
スペシャルタッグマッチレフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
そんな中、永田と鈴木が先発し、いきなり激しいエルボー合戦を展開。だが、鈴木がフロントハイキックをかわしておちょくるような動きを見せ、高山とタッチ。そして鈴木は、高山とエルボーを打ち合う永田に後ろからちょっかいを出し、さらに挑発。それでも永田は、高山をローキック連射でダウンさせて井上とタッチすると、鈴木に襲い掛かって番外戦を展開。だが、鈴木が逆襲して永田を鉄柵に叩きつけた。
一方、パートナーの井上は高山に攻め込まれてペースダウン。そのまま鈴木にも攻め込まれ、なす術もなく攻撃を浴び続ける。これで長時間のローンバトルを強いられた井上は、カウンター水車落としで辛うじて鈴木に反撃。
タッチを受けた永田は、鈴木へ膝蹴り連射、エルボー連射、串刺しフロントハイキック、エクスプロイダー。そして、スリーパーホールドを切り返すと、ボディへの膝蹴りから腕固めを極める。しかし、鈴木は難なく脱出し、高山と交互に永田を蹴りまくった。
永田は、前転からの延髄斬りで高山に反撃し、井上にスイッチ。井上が必死で高山をコーナーに押し込むと、永田が串刺し攻撃で追い討ち。続いて井上はスピアーで突っ込むが、高山がフロントネックロックで捕獲。
その後、加勢に入った永田が高山を羽交い絞めにするものの、井上の攻撃は鈴木がスリーパーホールドで阻止。そして、永田を振り切った高山が、井上にニーリフトをお見舞い。そこからジャーマンスープレックスの体勢に入るが、逃げ出した井上が低空ドロップキックで逆襲。
そして井上はロープに走るが、高山がカウンターニーで迎撃。そして最後は、バックドロップで井上を仕留めた。
試合後、永田と鈴木が南側客席で番外戦を展開していると、突然、岡田かずちかが現われ、高山にミサイルキック、ジャーマンスープレックスホイップをお見舞い。そして、新日本ファンの大声援を浴びつつ、退場して行った。
すると、高山がマイクを掴み「オイ、新日本! まず音響! 入場テーマ切ってんじゃねぇ、この野郎!そこまでしねぇと勝てねぇのか?」とタンカを切る。そして、「岡田」コールをしているファンに向かい、「オイ、そこのバカ! なんだ、岡田!? オウ、あのボウズか? 元気があっていいよ。ただな、オジサンはスゲェ怒ってるからな。(1/4)東京ドーム(での対戦)、楽しみにしとけ」と余裕を見せた。
そして、鈴木もマイクアピールを開始。「オイ、オイ、オイ、オイ!そこのブサイクづらの! 永田さんちの裕志くん。そして、新日本! 俺と高山で、このプロレス団体、潰してやるよ!! また何年か前みたいになってもいいのかな!? 向かって来いや」と永田と新日本を挑発する。そして、「帰れ」コールを浴びると「え? 帰らないよ。バッカじゃね!?」とイヤミたっぷりに言い放ち、怒った永田と乱闘を繰り広げる。
この混乱がなんとか収まると、今度は永田がマイクで反撃。「鈴木!高山! 潰せるもんなら潰してみろ! 俺たちはな! 何度でも立ち上がって、前向いて走って行く! それが青義だ!!(※大歓声) テメェら潰せるもんなら潰してみやがれ!!」と絶叫。あざ笑うかのように退場した鈴木たちを、怒りの形相で睨みつけた。
COMMENT
鈴木「しかし、何が『I NEED A HERO』だよな?(笑)。そりゃそうだよ、おまえら、できそこないばっかだもんな?」
高山「ホント、落ちこぼれ軍団だよな(笑)」
鈴木「アイツら、あのテーマソング、勝ったときにしかかけないんだろ? 今日だって、偶然のように見せかけて、仕込んでるんじゃねぇの? ニセモノはヒーローにはなれねぇんだ! だいたい、あの曲だって、勝手に拝借してるんだろ? 朝倉未稀(『HERO』の歌手)知ってんのか? 知らないんじゃねぇのか? こっちは、(『HERO』の原曲を唄っている)ボニー・タイラー公認なんだ! おまえらはすべてにおいてニセモノなんだ。ライオンマークが泣いてんぞ? ヘッ!」
高山「ライオンさんのためにも、潰してやるから(笑)」
鈴木「ライオンが言ってるよ? いまのは生き地獄です、と。ボクは飼いならされたネコになったつもりはありません、と! 闘う気がねぇんだったら、ペットショップにまとめて売り飛ばすぞ? 牙抜いて、噛み付いて、勝ったヤツがライオンだ」
高山「ペットショップも買い取ってくれねーかもな? (「岡田かずちか選手に関しては?」)元気があっていいね? 正面から来るならね。ま、ドームは正面からきたら、タップリと教えてやるから」
永田「この10年、激動の新日本で真正面から闘ってきたんだ。アイツらとは違うぞ。倒れようがやられようが立ち上がってきた。これが俺の青義。鈴木、俺の強さ、青義の力をおまえに見せてやるよ。ドームが待ち遠しいよ? こんなにいきり立ってる正月は久しぶりだ。4年前に鈴木に敗れて、ずっと引きずってたものを今度のドームで全部清算してやる。俺の強さ、とくと身体で味わってもらう。残念ながら第5試合だけどな? でも、こういうシチュエーションにはとくに強いぜ。俺の上に立つ試合は、全部吹き飛ばしてやる! 俺らの周囲は、第5試合なんておかしいって、そんな反響ばっかりだよ。もちろん俺もそう思ってる。ドームで試合を爆発させて、鈴木を徹底的に叩きのめして、宣言してやるよ。この試合順は間違いだって!」
※井上はノーコメント
岡田「いろいろとね、ナメらてれたんで。(会見で)好きなように言われてたんで。これでちょっとは覚えてもらったでしょ? これで楽しくなってきたでしょ、東京ドーム? 見逃すなよ、俺の試合? 印象ない小僧? ふざけんな!! 俺が岡田だ!! ドームはメインじゃねぇ、俺の試合を見ろ!」