Ｃｉｒｃｕｉｔ２０１０ＮＥＷＪＡＰＡＮＡＬＩＶＥ

日時: 2010年12月5日(日) 16:30開場　17:00開始
会場: 兵庫・明石市立産業交流センター

第4試合 20分1本勝負

永田裕志
ジャイアント・バーナード

スーパー・ストロング・マシン
タマ・トンガ

井上亘
“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン

境界線

14分06秒　逆さ押さえ込み

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

　12月11日大阪で行なわれるIWGPタッグ選手権試合の前哨戦は、永田対バーナードで試合開始。コーナーで永田がクリーンブレイクすると、バーナードが不意打ちの地獄突きを発射。
　しかし永田は、バーナードのエルボードロップをかわし、
ミドルキック連射、フロントハイキック、延髄斬り、シャイニングウィザードで逆襲。さらに腕を取りに行くものの、バーナードが切り返してサイドバスターで反撃。
　その後、青義軍がトンガを捕まえ、代わる代わるいたぶる展開となる。だが、トンガはドロップキックでマシンに反撃。これをきっかけにして、今度はバーナード組がマシンを捕獲。そのまま逃がすことなく攻め立てて行く。
　長時間の劣勢を強いられたマシンだったが、カウンターラリアットでトンガに逆襲。スイッチした井上は、バーナードとアンダーソンを場外に蹴散らし、トンガにスタガリンブロー。そして、エルボーを連発して行くが、トンガはドロップキックで逆襲。
　永田対アンダーソンの場面。永田が、ミドルキック連射で攻め込むが、バーナードとアンダーソンが乱入。バーナードの串刺しボディアタック、トンガの串刺しジャンピングボディアタック、アンダーソンのジャンピングフロントハイキック、バーナードのコーナープレス、バーナードとアンダーソンのマジックキラーが、次々と永田に炸裂する。
　劣勢の永田は、バーナードライバーを阻止すると、串刺し攻撃をかわしてバーナードをコーナーに激突させ、後頭部へ膝蹴りをお見舞い。そして、逆さ押さえ込みで3カウントを奪った。
　
　試合後、バーナードが若手選手に八つ当たりすると、永田と井上が救出。リングに戻った永田はコーナーに上って青義の敬礼を決めると、IWGPタッグベルト奪還をアピールした。

COMMENT

マシン「オシ！この勢いで（12/11）大阪行こうぜ!」
永田「前哨戦も全部終わった。小よく大を制す。星野総裁の闘いぶりを、現役時代を思い浮かべてたら、ちょっと頭を働かせて勝利を導けた。今日の勝利は星野総裁のお陰かもしれないな」
井上「あとは（IWGPタッグ）ベルトを獲るだけです。星野総裁、色々教えていただき、ありがとうございました」
永田「総裁の様な小さな体で闘って、やっぱりこうやってお客の脳裏にいつまでも残ってるファイトっていうのは、我々は尊敬しないといけないものですし。今日、試合前からずっと考えて、総裁の遺影を見て、総裁の闘いぶりを考えて、今日のああいう勝ち方に（繋がった）。こういう闘い方を入れたことで、もしかしたらタッグベルトの勝機が近くなったかもしれん。前哨戦は全部終わった。あとは決戦を待つのみ。頑張ろう」

バーナード「ナガタ、イノウエ、今日はよくもやってくれたな。大阪ではただじゃすまさない。お前らを完膚なきまでにブッ潰して俺たちバッドインテンションズが勝利をおさめる」
アンダーソン「今日はたまたま俺たちが負けただけだ。大阪では勝って、IWGPベルトを防衛するから何の問題もない」
※トンガはノーコメント