新日本プロレス本隊 vs UNITED EMPIREの6人タッグマッチ。11.5大阪では、コブ＆オーカーンがダックス・ハーウッド＆キャッシュ・ウィーラー（FTR）が持つIWGPタッグ王座へ挑戦する。

　グレイがいつものようにコブとオーカーンをコールしたあと、UNITED EMPIREの奇襲で試合がスタート。そこからオーカーンが矢野をリングへ押し込む。
　しかし、矢野はロープワークでフェイントをかけてオーカーンを幻惑し、弁髪を引っ張って報復。だが、オーカーンが逆襲し、弁髪で矢野の首を絞める。
　ここから矢野は長時間のローンバトルを強いられ、オーカーンの玉座、コブのサーフィン式踏みつけ攻撃、ヘッドバットなどで苦しむ。だが、コブの髪を掴んで引き倒し、ようやく脱出に成功。
　ここでスイッチした棚橋は、低空ドロップキック、ドラゴンスクリューでコブに追撃し、控えのオーカーンにはロープ越しのドラゴンスクリューを見舞う。だが、コブはカウンターアスレチックプレックスで棚橋に逆襲。
　これでグレイの出番となるが、棚橋の張り手を浴びてダウンしてしまう。ここからゼイン対グレイとなり、ゼインが飛びつき雪崩式フランケンシュタイナーで叩きつける。
　そこへコブ＆オーカーンが飛び込み、グレイを救助。そして、ゼインにIMPERIAL DROPを仕掛けるが、オーカーンが足元をすくわれてしまう。
　続いてゼインがジャンピングフロントハイキックでコブを排除するが、グレイがスクールボーイで押さえ込む。そして、クロスフェースを繰り出すも、ゼインが体勢を入れ替え、一気にTACOドライバーで勝負を決めた。
　
　試合後、棚橋は特設花道上で1度だけエアギターをかき鳴らした。

棚橋「最終戦（11.5）に向けて、いろいろやることはあるし、その先に1.4ドームがあるけども、その前に俺もう1コ、藤波（辰爾）さんとのシングル（マッチ）があるから。武藤（敬司）さんと闘って、藤波さんとも闘って、そしてドームを迎える。何か大きな流れを作ると……」
――プロレス入りする前の原点に戻ってるような感じがします。
棚橋「この20何年……原点回帰です」
　
※矢野＆ゼインはノーコメント
　
　
オーカーン「初の撮影会も大盛況。昨日のサイン会も完売御礼。それは当然だよなぁ……。新日本を支配してまだ2年しか経ってないのに、書籍『帝国書記官のおしごと』が発売されるぐらい人気なんだからなぁ……。Amazonのランキングでトップ5入りし、Twitterで話題の商品1位に輝いた『帝国書記官のおしごと』をいますぐ予約しないと、“あのとき買っておけばよかった”と後悔するぞ。
（https://www.amazon.co.jp/dp/4847072561）
なにせスティング、中邑真輔よりも格上の扱いを受けてるんだからな。だってそうじゃろ？ 8月から計画を練って新日本プロレスのラストマッチに余を指名するためだけに、グレート・ムタはオカダ・カズチカ、矢野通、NOZAWA論外の力を借りたわけだ。いま挙げたレスラーより、余のほうが上だと証明してくれたわけだ。これが『始める前は否定される。始めれば反感を持たれる。途中でやめればバカにされる。報われるには報われるまで続けるしかない』だ！ ひれ伏せ!! 役者が違うんだよ！」
　
※コブ＆グレイはノーコメント