メインイベント終了後、永田のプロレスデビュー30周年記念セレモニーが行なわれ、まずは棚橋弘至のテーマ曲がかかり、その棚橋を先頭に本隊の選手がリングイン。選手会を代表して棚橋から花束が永田に贈呈された。
棚橋「永田さん、30周年おめでとうございます。いつも道場で練習する姿にエネルギーをもらっています。これからも力強い姿で新日本プロレスを引っ張っていってください。いや、僕も引っ張っていきます。本当におめでとうございます」
続いても選手会を代表し、今度はスペシャルセコンドについていた第3世代の盟友・小島聡から写真パネルが贈呈された。
小島「永田さん、30周年おめでとうございます。いつも私の背中を押してくれて本当にありがとうございます。あと、この倍の60周年ぐらいまで頑張ってください。本当にありがとうございました」
さらに本日のスペシャルセコンドにもつき、タッグパートナーとしてIWGPタッグ王者に輝いたこともある盟友・中西学さんからもお祝いの花束が贈呈された。
中西「永田、30年おめでとうございます。長きにわたり本当に。これからもやってくださいね。期待してますよ」
続いて新日本の大張社長より、「世界中のファンの皆さんに勇気と元気をありがとうございます。ファンと会社を代表して、御礼を申し上げます」と金一封が贈呈。
続いて永田の愛息子・裕生さんもリングに登場。「お父さん、30周年おめでとうございます。最年長54歳として、これからも新日本プロレスで頑張ってください。以上です」と、しっかりとした挨拶と共に花束を父・裕志に贈呈した。
また、続いてはVTRでかつて付き人を務めていた武藤敬司と、同世代の選手として団体の枠を超えてしのぎを削った秋山準が登場。VTRから永田にお祝いのメッセージを贈った。
秋山準「DDTプロレス秋山準です。永田選手、30周年おめでとうございます。お互いに30周年ですね。あなたを意識しながら、30年やってきました。これからもお互い意識し合いながら、共に歩んでいきましょう。また(9月)18日(秋山準デビュー30周年記念大会)お願いします。それでは!」
武藤敬司「武藤敬司です。永田裕志プロレスデビュー30周年、おめでとうございます。俺も今年、還暦になります。そして、来年2月に、ついに引退します。永田はまだまだ元気だからずーっとできそうだね。70歳、80歳になってもプロレス頑張ってください。1度、東金で試合したかったよなぁ。おめでとうございます!(※LOVEポーズ)」
最後に『ドラゴンスープレックス』がかかり、まさかの藤波辰爾が登場だ。藤波からもお祝いのメッセージと花束が永田に贈られた。
藤波「永田選手、30周年、まだまだだな(笑)。でも、おめでとうございます。30周年は長かったですか? 短かく感じましたか?」
永田「あっという間でしたけど、中身の濃い30年でした」
藤波「ですよね。いろんな部分を中心選手としてやってきたわけですから。まあ僕自身がデビュー50周年を迎えてねっていうのはあるんですけど、先程からいろんな人が永田くんがまだリングでいろんなファイトが十分できると期待しています。それと僕のドラディションのリングでもまたタッグを組めるというかな、そういう機会があるように、是非これからももう一回一緒に頑張ってやっていきたいと思いますので、とりあえずこれからも新日本プロレスの若い選手の手本になるようにこれからも頑張ってください。30周年おめでとうございました」
ゲストたちが登場し終えると、永田がマイクを握って挨拶。
「本日はご来場、誠にありがとうございました。ちょっとシングルマッチをやったんですが、残念ながら負けてしまいました。すいません。やっぱり若い選手と闘って悔しいと思う気持ちが強いうちは、まだまだやれるなと試合が終わって凄く感じてます。まだまだ永田裕志は闘っていきたいと思います。そして30周年記念大会を9月11日にやりましたが、来年も東金大会をやりたいと思います。皆さん、来年もよろしくお願いします」
最後はゲストたちと共に「1、2、3、ゼアッ!」を決めて、東金大会を締めくくったのだった。