オーカーンに惜敗も“まだまだ闘っていく”と決意表明!
永田のデビュー30周年を超豪華メンバーが祝福!
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9月11日(日)、千葉・東金アリーナで、『バーニング・スピリット』第8戦が開催された。今大会は地元・東金市出身の永田裕志の主催興行であり、『永田裕志デビュー30周年記念大会 Blue Justice Ⅺ ~青義伝承~』として開催された。試合前には主催者である永田がリングイン。「30年経ってこれだけ強いというところを皆さんに見せられたらいいと思っています」と抱負を述べると、これを開会宣言として全7試合の激闘が展開された。
メインイベントのリングに立ったのは当然、今大会の主役である永田。自身のデビュー30周年記念試合として、グレート-O-カーンとのシングルマッチに挑んだ。永田はスペシャルセコンドとして、第3世代として苦楽を共にしてきた小島聡と中西学さんを引き連れて入場。盟友たちが見守る中、オーカーンを序盤はレスリングの攻防で手玉に取り、終盤にもエルボーでダウンさせ、雪崩式エクスプロイダーで投げ飛ばし、ナガタロックⅡで締め上げるなど、あと一歩のところまで追い詰めた。しかし、必殺のバックドロップホールドはついに火を噴かず。最後はエリミネーターで3カウントを奪われてしまった。
メインイベント終了後には永田のデビュー30周年セレモニーが行なわれ、棚橋弘至を筆頭に本隊の選手がリングイン。選手会を代表して棚橋から花束が、そしてスペシャルセコンドの小島からも写真パネルが贈呈された。さらに中西さんからも花束とお祝いのメッセージが贈られ、VTRでは武藤敬司、秋山準からもお祝いのメッセージが贈られた。そしてサプライズとして藤波辰爾も登場。藤波からも花束とメッセージを贈られると、永田も「まだまだ永田裕志は闘っていきたいと思います」と、地元・東金に集まったファンに挨拶。また、来年の東金大会の開催も予告すると、最後はゲストと観客たちと共に「1、2、3、ゼアッ!」を決めて、東金大会を締めくくったのだった。
セミファイナルではオカダ・カズチカが真壁刀義&矢野通を引き連れ、10.10両国国技館大会でスペシャルシングルマッチを闘うJONAH率いるシェイン・ヘイスト&バッド・デュード・ティトと6人タッグマッチによる前哨戦で激突。この日もJONAHの巨体とTMDKのコンビネーションが猛威を振るい、オカダ自身もJONAHの重爆攻撃を食らってしまう。最後は真壁がJONAHのトーピードの前に轟沈。前哨戦はまたもJONAHに軍配が上がった。
第5試合は『G1 CLIMAX 32』で遺恨が再燃している内藤哲也がL・I・JのSANADA&高橋ヒロム&BUSHIを率い、ザック・セイバーJrが引き連れたタイチ&鈴木みのる&TAKAみちのくの鈴木軍と8人タッグマッチで激突した。お互いにコンビネーションのいい両軍が連携攻撃を見せる中、終盤にL・I・JがTAKAを捕獲。L・I・J総出で集中攻撃を食らわせると、サミングなどの小狡いテクニックで抵抗するTAKAを、ヒロムが名も無きヒロムちゃんロールで仕留めてみせた。
第4試合はKUSHIDA&棚橋弘至&本間朋晃&邪道vs石森太二&KENTA&ヒクレオ&外道による8人タッグマッチ。日本に帰国後、IWGPジュニアタッグ王座挑戦を表明しているKUSHIDAが、現王者の石森を相手にスピーディーな攻防を展開。終盤にもKUSHIDAが大暴れし、KENTAたち邪魔者を排除すると、外道に怒涛の攻めを見せて、最後はハンマーロックスープレックスホールドで3カウントを奪ったのだった。
第3試合はUNITED EMPIREのジェフ・コブ&ギデオン・グレイvsBULLET CLUBのバッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズのタッグマッチ。IWGPタッグ王座を巡って因縁のあるコブとファレ&チェーズは今シリーズで連日激突しているが、この日もファレとチェーズはコブに集中攻撃だ。全く相手にされていないグレイは、本人なりにファレにフライングソーセージを放ったりと奮闘するも、ファレには通じず。最後はファレに背中に両足で乗っかられただけでタップアウトしてしまい、またも短時間で無様な負けっぷりを披露してしまった。
第2試合は9.25神戸大会でIWGPジュニアタッグ王座戦を行なう挑戦者組の田口隆祐&マスター・ワトと、王者組のTJP&フランシスコ・アキラの前哨戦。田口&ワトの6or9はLA DOJOのザ・DKCを、王者組はUNITED EMPIREの同盟者であるアーロン・ヘナーレを引き連れての6人タッグマッチだ。6or9とTJP&アキラはお互いに連携攻撃を繰り出し合うが、ここは王者組に軍配。試合はヘビー級のヘナーレが奮闘するDKCをランペイジで叩きつけて、仕留めてみせた。
オープニングマッチは、9.25神戸大会のNEVER6人タッグ王座戦を闘う王者組の後藤&YOSHI-HASHI&YOHと、挑戦者組のEVIL&裕二郎&SHOの前哨戦。王者組はヤングライオンの中島佑斗を、挑戦者組のHOUSE of TORTUREはディック東郷を加え、8人タッグマッチでの対戦だ。この日も「拷問の館」と書かれた犬小屋を持参した後藤組だが、藤田がSHOのスネークバイトの前に無念のギブアップ。試合後はHOUSE of TORTUREがわざわざ持参したドッグケージの中に、後藤、YOSHI-HASHI、YOHの3人が叩き込まれて、EVILより「もう一回叩き込んでやるからな! よく覚えておけ!」と屈辱的な言葉を投げかけられていた。