Circuit2008 NEW JAPAN BRAVE 〜EXTRA〜

日時: 2008年4月29日(火) 15:30開場　16:00開始
会場: 三重・桑名市体育館
観衆: 1400

第5試合 30分1本勝負

ミラノコレクションA.T.
内藤哲也

稔
金本浩二

境界線

12分35秒　ヴィクトリア・ミラネーゼ

レフェリー｜田山正雄

MATCH REPORT

三重県社会福祉事業の一環として開催された桑名大会。第4試合と第5試合の間に設けられた休憩時間中に、タイガー、田口、裕次郎の3選手が募金活動を行なった。

イタリアブラザーズは、内藤をターゲットに絞り、試合を優位に進める。その中で稔は、「ブレーンバスター！」、「足4の字固め！」とわざわざ大声でアピールして技を繰り出し、観客の笑いを誘う。しかし、「行くぞ、桑名！」とアピールして狙った串刺し攻撃は、阻止されて失敗。その隙に内藤は、フライングボディアタック、ドロップキックで稔に反撃し、金本に繋ぐ。
金本は、顔面ウォッシュ、フロントスープレックス、ローリングセントーンで稔を一気に攻め立てる。だが、稔も金本のムーンサルトプレスを回避し、正面飛びドロップキックでカバーへ。カウント2で返されると、すぐに腕ひしぎ逆十字固めを極める。ところが、金本は脱出するや稔の足首を捕獲しアンクルホールドを極め返す。エスケープした稔は、前転からのドロップキックで応戦。その後、ダウンを経て、両者は共にタッチする。
内藤は、カウンターのドロップキックを皮切りに連続してミラノを攻撃。コーナーに座り込んだミラノにスライディングキックを浴びせ、ミサイルキック、アバランシュホールドと畳み掛ける。
フィニッシュを狙った内藤は、スターダストプレスの体勢に入るが、稔に足を掴まれ飛べずに終わる。コーナー上の内藤を持ち上げたミラノは、パワーボムを敢行しようとする。ところが内藤は、これをフランケンシュタイナーで切り返して3カウントを狙う。ミラノは、ブリッジでカバーを返してロープへ走るが、待っていたのは内藤の放ったカウンターのジャンピングエルボーアタック。
これでミラノを後退させた内藤だったが、ここでミラノの救援に入った稔に低空ドロップキック、ジャーマンスープレックスホイップを食らってしまう。その間に復活したミラノは、ヴィクトリア・ミラネーゼを狙うが、内藤は余力を振り絞って不発させ、ジャパニーズレッグロールクラッチホールド。
だが、これをクリアしたミラノは、串刺しジャンピングエルボーアタックで突っ込んできた内藤をいなしてかわすと、トラースキックからヴィクトリア・ミラネーゼで一気に3カウントを奪い取った。

COMMENT

ミラノ「(5月2日)後楽園で俺とバーナードで組んで、真壁刀義、矢野通との対戦が決まったけど、俺はもう待てない。ものスゲェ楽しみにしてる。スゲェ試合をして、絶対その後に続く何か痕跡を残してやるから。後楽園ホール、5月2日、矢野、真壁、待ってろよ。俺の頭脳“150パーセント”使ってやる」
稔「1つだけ言っておくぞ……ノーコメント!!（と叫んでそのまま控え室へ）」

内藤「(4月27日)大阪(の試合後コメント)で言った通りだ。俺はもう、ただの若手じゃねぇから。内容なんて求めてねぇよ、俺が求めているのは結果だけだ」
※金本はノーコメント