新日本プロレス創立35周年TOUR Circuit2007 NEW JAPAN ALIVE

日時: 2007年12月5日(水) 18:00開場　18:30開始
会場: 高知・ウェルサンピア高知
観衆: 1050

第3試合 30分1本勝負

金本浩二
内藤哲也

井上亘
田口隆祐

境界線

13分13秒　アンクルホールド

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

先発は、12/8大阪でIWGP Jr.を賭けて闘う田口と井上。静かな攻防から一転、気合いをこめた井上がヘッドロック、ショルダータックル。すると、田口もドロップキック、トペフェイントからの腰振りで逆襲。
さらに田口はエプロンに立った井上にドロップキック、プランチャ。すると、井上はこれをかわしプランチャで反撃。さらにエプロンを走ってのジャンピングニーパットで追撃する。
リングインした井上は田口の腕に的を絞る。だが、田口はドロップキックで反撃して内藤とスイッチ。
井上は前へと出てくる内藤にチョップ、エルボー。さらに金本がミドルキック連打、ローリングソバットと畳み掛ける。
そして、エルボー合戦から、金本は掌底連打。さらには、ミサイルキックに来た内藤にソバットを合わせて、コーナーで打撃を乱射。それでも前へと出てくる内藤に、金本は顔面ウォッシュ。カットに来た田口に井上がスピアー。
そして、金本は内藤の顔面にエルボースタンプを落とし、井上は勢いをつけた対角コーナーへのハンマースルー。すると、井上は前方へと倒れてきた内藤と衝突して、目じりの辺りを切ってしまう。
流血した井上に替わり、金本が内藤に串刺しドロップキック、スピニングレッグロッグ。これは田口がカットする。
劣勢の時間が続いた内藤だったが、串刺しドロップキック、ジャンピングエルボーアタックで反撃して田口の元へ。
田口はコーナーポストを駆け上がってのミサイルキック。しかし、金本もソバット、浴びせ蹴りから、アンクルホールドで捕獲。立ち上がった田口は延髄斬りを放って脱出しようとするも、金本はこれをかわしてアンクルホールドでさらに絞り上げる。これは内藤がカットする。
田口は続く金本のムーンサルトプレスをかわすが、金本もソバットで田口を後退させる。
しかし、井上のアクシデントによってローンバトルを強いられた金本の旗色が悪くなる。田口と内藤は合体ドロップキックをヒットさせ、内藤はアバランシュホールド。ここで、金本は内藤のミサイルキックをかわして、側頭部へのハイキックからアンクルホールド。これは田口がカット。
すると、金本は田口をリング下へと蹴散らして、再度内藤にアンクルホールド。これで内藤がギブアップし、金本が劣勢を跳ね除け勝利した。

COMMENT

金本「（試合中に額から出血し、試合途中でリングをあとにした井上に対して）お前、プロレスラーやろ。あれぐらいどないしたっちゅうねん。トレーナーも来て、レフェリーが必死に止めていたみたいやけど、プロレスラーなんやから仕方ないやろ。俺も死にそうな時、今まで何回もあった。甘いな。井上、甘いわ。これやったら、（12/8）大阪（田口とのIWGP Jr.戦）、危ない。まぁ、心配は心配やけど、甘いな。ホンマに甘い。ましてや、新日本プロレスやで。あれで帰ってどうすんねん。大阪で勝って、今日の落とし前を付けてくれないと、俺は納得いかん。獲らなかったら、井上の時代はない。ちょっと一応、心配なんで、行ってきます（と言って井上のいるトレーナールームへ）」
※額から出血した井上は試合中にトレーナールームへ

田口「井上！井上、どうした？なんだよ、オイ！なんだよ、井上！逃げたのか？あれぐらいの（額からの）出血で控え室へ戻るんじゃねぇよ！なんだと思ってんだよ！トレーナーに止められたら帰るのか？気持ちを見せる前に終わってるじゃねぇか。変わった？気付いた？ベルトを獲れる？話にならない。一気にトーンが下がったよ」
※内藤はノーコメント