フィンジュースことジュース&フィンレーが、因縁のジョナ&ティトと激突する好カード。エピソード74ではジョナがフィンレーにシングルマッチで完勝。しかし、次のエピソード75では、ジュースが一騎打ちでティトを下している。
ジュースの挑発にジョナが応じず、ティトが先発となる。すると、フィンレーがすぐにジュースと替わり、ロープを利用してティトの腕を絞る。
さらにフィンレーは、アームホイップでティトを投げ、スクールボーイで丸め込む。するとティトはショルダータックルを浴びせるが、フィンレーがカウンタードロップキックを食らわせる。
続いてフィンレーがボディスラムでティトを投げ、ジュースがセントーンで追撃。ここからジュース&フィンレーがティトを捕まえ、集中攻撃を敢行。そして、トレイン攻撃からジュースがキャノンボールを見舞う。
さらにジュースはティトの顔面にパンチ連打を浴びせ、逆水平チョップ追い討ち。ところが、控えのジョナが背後からロープワークを妨害。その直後、ティトがランニングバックエルボーでジュースを吹き飛ばす。
ここでようやくタッチを受けたジョナは、串刺しタックル連打でジュースに追撃。しかし、肩口に担がれたジュースが脱出し、次のバックドロップも回避。そして、背後からジョナにショートレンジドロップキックを食らわせ、赤コーナーへ戻った。
フィンレー対ティトとなり、フィンレーがカウンターラリアットで先制。そして、カウンターフライングエルボースマッシュ、串刺しエルボースマッシュ、ダイビングエルボースマッシュ、ワンハンドバックブリーカーと畳み掛ける。
ところが、ジョナがティトの背中に触る形でタッチが成立し、状況を把握していないフィンレーをカウンターボディアタックで吹き飛ばす。
続いてジョナはフィンレーを高々とリフトアップし、なんと青コーナーのパッドへ投げ捨てる。そして、控えのティトがエプロンからエルボーを食らわせ、フィンレーの動きが完全にストップしてしまう。
それでもジョナの攻撃はやまず、エルボードロップでフィンレーに追撃。そしてバックドロップの体勢からそのままフィンレーを後方へ投げ捨てる。
フィンレーのピンチは続き、ティトがエルボー&逆水平チョップ連打で追い討ち。だが、ティト&ジョナのトレイン攻撃を回避し、ティトを場外へ投げ捨てる。
ここでフィンレーはジャンピングタッチを試みるが、ティトが場外からフィンレーの脚を引っ張って妨害。すかさずジョナが背後から串刺しボディアタックを食らわせ、ファイヤーマンズキャリーの体勢から前方へ投げ飛ばす。
追い込まれたフィンレーは、張り手2連発でティトに逆襲。しかし、ティトが豪快な旋回式ブルーサンダーでさらにダメージを与える。それでもフィンレーは張り手とエルボーでティトに立ち向かい、体を伸ばしてようやくジュースとタッチ。ところが、ジョナがレフェリーの視界をさえぎっていたため、交替が認めらない。
ここでジョナがフィンレーをスローイングし、ニュートラルコーナーへ激突させる。そして、雪崩式攻撃を狙うも、フィンレーが叩き落とし、フライングボディアタックで巻き返す。
しかし、フィンレーも腹部を押さえて悶絶してしまい、フォールにもタッチにもいくことができない。ここでティトが登場し、ジョナと共に合体ブレーンバスターの体勢に入る。ところが、控えのフィンレーがスピアーでジョナをなぎ倒し、すかさずフィンレーが首固めでティトから3カウントを奪った。
試合後、ジュース&フィンレーは場外でよろこびを爆発させ、リング上のジョナ&ティトを挑発。意気揚々とバックステージへ消えた。
【試合後コメント】
※ジュース&フィンレーはノーコメント
ティト「クソッ…」
ジョナ「フィンジュース、今日はお前たちが勝ったかもしれないが、2度と同じことは起きない。(※ティトの胸を平手で叩き)なぜなら俺の相棒バッド・デュード・ティトは、『NJPW STRONG』で1番悪いヤツだからだ。お前たちとはまだ終わっていない。(※両手を広げ)2月の『RIVALS』でリマッチはどうだ? バッド・デュード、“トップ・ドッグ”vsフィンジュース。これだけは言っておく。次こそは俺たち2人が勝利を挙げる」