新日本プロレスLA DOJOで修行中の成田が、レジェンドのバーネットに挑むシングルマッチ。
ゴングが鳴ると、両者がアップライトスタイルで構え、成田がローキックでけん制。しかし、バーネットが成田に組みつき、グラウンドへ持ち込む。
ここから両者が切り返しの攻防を展開し、バーネットがサイドネックロックを極める。これでロープブレイクとなった直後、バーネットがアームドラッグで成田を投げる。そして、袈裟固めの体勢に入るが、成田が脱出してヘッドシザースを繰り出す。
その後、バーネットが素早い片足タックルで組みつき、袈裟固めで成田をロープブレイクさせる。すると成田はローキックを連続でヒットさせるが、バーネットが蹴り脚をキャッチし、フロントスープレックスで投げ捨てる。
さらにバーネットは、フロントネックチャンスリー、ボディスラム、脇固め、アームロックなどで攻め立てる。しかし、成田がラリアットをかわし、カウンターフロントスープレックスで逆転に成功。
その直後、成田はトーキック連打、串刺しジャンピングバックエルボー、ハーフハッチで追い討ち。続いてブレーンバスターを仕掛け、バーネットに抵抗されるとジャーマンスープレックスに切り替える。
さらに成田はエルボーからミドルキックを連発していくが、バーネットが蹴り脚をキャッチし、キャプチュードで叩きつける。そして、チキンウィングアームロックを繰り出すも、成田が切り返して腕ひしぎ逆十字固めを仕掛ける。
ところが、バーネットが腕を取られたまま成田を持ち上げ、そのまま後方へ投げ捨てる。それでも成田がフロントハイキックを浴びせると、バーネットも間髪入れずに同じ技を返す。
続いてバーネットがエルボーを見舞うと、成田もやり返して打ち合いになる。だが、バーネットが連打で優位に立ち、すぐさまサイドスープレックスで叩きつける。
次にバーネットはバックドロップで追撃し、マウントエルボー連打で追い討ち。そして最後は、腕ひしぎ逆十字固めで成田をギブアップさせた。
【試合後コメント】
バーネット「“ウォー・マスター”が新日本プロレスに帰ってきたぜ。今日は俺の地元シアトルでの試合だったが、簡単な相手じゃなかった。柴田の教え子たちはタフだからな。(※自分の胸を指さし)あいつのトレーニングで技術も心も研ぎ澄まされている。その結果、タフな選手が生まれているんだ。この業界には長いあいだいるが、リング上で自分のエネルギーや情熱を発揮できるヤツは多くはない。成田が今日の俺と対戦に向け、トレーニングを積んできたことは十分にわかった。今日の試合であいつの持っているものを俺にぶつけてくれたからな。(※人差し指を立て)“俺をヤングライオンのうちの1人だと思うな”みたいなことを言っていたようだ。気持ちは伝わったから、あとはサイズとパワーだな。またいつでもやってやる。(※カメラを指さし)これで最後じゃないぞ。次の相手は誰だろうな!? 俺に締め上げられたいヤツは誰だ!?」
※成田はノーコメント