新日本プロレス創立35周年TOUR Circuit 2007 NEW JAPAN GENERATION

日時: 2007年9月24日(月) 15:30開場　16:00開始
会場: 広島・広島サンプラザホール
観衆: 2700

第3試合 20分1本勝負

AKIRA
邪道

境界線

レフェリー｜田山正雄

MATCH REPORT

ゴング前、ライガーはガウンを投げつけ、邪道＆外道を威嚇。試合が始まると、外道に風車式バックブリーカー、AKIRAとのダブルドロップキックを決める。
これで勢いに乗った“レジェンド”コンビ。AKIRAが外道に、ライガーが邪道にスライディングキックをヒットさせ、序盤の攻防を制する。
“レジェンド”コンビに出鼻をくじかれた邪道＆外道。だが、AKIRAが邪道に極めた変型STFを外道がカットすると場外戦へ移行し、得意のフィールドでレジェンドを翻弄。これでペースを掴んだ邪道＆外道は、AKIRAを反則＆ラフ殺法の餌食にする。
その後も、AKIRAを集中攻撃する邪道＆外道。邪道は、力のこもった逆水平チョップ連打でAKIRAに何度もフォールを迫り、外道はフォームの美しいトラースキックをクリーンヒットさせる。
苦しい展開を強いられるAKIRAだったが、邪道のラリアットを外道に上手く誤爆させ、邪道にジャンピングキック。これでようやく邪道＆外道から解放されたAKIRAは、ロープを思いっきり揺すって、エプロンでタッチを待つライガーに勝負を託す。
ライガーは、両腕のラリアットで2人を同時に蹴散らすと、外道に串刺しランニング掌底、ライガーボム。だが、外道も垂直落下式ブレーンバスターを不発させ、コンプリートショットで反撃。これで両者はダウンし、互いに自軍コーナーへ戻る。
AKIRA は、ドロップキック、フライングローリングラリアットを邪道にブチ込むとトペスイシーダを狙う。しかし、邪道は田山レフェリーを盾にして防御する事に成功。そして、ラリアットからクロスフェースオブJADOでAKIRAの顔面を絞り上げる。あわやギブアップかという場面でライガーの救出が間に合うが、邪道＆外道はその後もAKIRAを攻め立て続ける。
邪道がAKIRAを羽交い絞めにすると、外道がコーナー最上段からダイブし、手にしていた杖で AKIRAを殴ろうとする。しかし、これはAKIRAに回避され、邪道に誤爆。AKIRAは、邪道にDDTを決めると、最後はムササビプレスで3カウントを奪取。レジェンドが勝利した。

COMMENT

ライガー「レジェンドはオッサン扱いされますけど、元気なオッサンがいるという事で。いい感じじゃないですか」
AKIRA「（ムササビプレスの切れ味は）今日は格別でしたね。ライガーと自分で、広島で決められたというのが。今、めちゃめちゃ楽しんでいます」
ライガー「もうレジェンドには怖いものは無い。この後、長州、越中、蝶野が曙と一緒にやりますけど、何も怖いものは無いし、このまま波に乗って行きますよ。レジェンド、負かすとえらい事になるぜ。レジェンド、中年の星だ」

外道「いいか、この野郎！誰がレジェンドだ!? テメェらが死んだらよ、テメェらの“墓に糞ぶっかけてやる!!”」
邪道「これからだよ。俺の本当の目的はIWGPのタッグだよ。トムコ、バーナード、アイツらだよ。だけどよ、イケメンファイブ？あとレジェンドか。AKIRA、ライガー、稔、デヴィット。アイツら（ディック）東郷とTAKA（みちのく）の事を狙ってんだろ？いいか、アイツらが赤コーナーなら、青コーナーに立つのは俺らだよ。アイツらが青コーナーなら、俺らは赤コーナー。今日それが分かったよ。まだまだこれからだよ」