新日本プロレス創立35周年TOUR Circuit 2007 NEW JAPAN GENERATION
- 日時
- 2007年9月24日(月) 15:30開場 16:00開始
- 会場
- 広島・広島サンプラザホール
- 観衆
- 2700
MATCH REPORT
「NEW JAPAN GENERATION」最終戦が行なわれた今宵の広島大会。メインイベントでは、永田裕志&中西学が、IWGPタッグ王座を保持する“タトゥーモンスターコンビ”ジャイアント・バーナード&トラヴィス・トムコに挑戦した。
IWGPヘビー級王座と併せ、二冠王に輝くチャンスの永田、バーナード&トムコに敗れベルトを失った前タッグ王者の中西。ともに今年でデビュー15周年と いう節目の年を迎えた“同期タッグ”が、タッグ王者として新日本内で揺るぎない地位を確立している、バーナード&トムコに迫った。
中西のマナバウアーから永田はバーナードをナガタロックIIで捕獲。モンスター狩りにあと一歩まで迫るが、トムコにカットされてしまう。王者組の合体技“マジックキラー”を食らっても、なんとか立ち上がった永田だったが、最後はバーナードのバーナードライバーに沈んだ。
永田の二冠王君臨の野望は叶わず、バーナード&トムコのV4達成で今シリーズは幕を閉じた。
若き王者田口、虎狩りでIWGP Jr.初防衛!
第52代IWGP Jr.ヘビー級王者田口隆祐は、“強敵”タイガーマスクを相手に初防衛戦を行なった。
2006年9月24日大阪大会、当時NWA世界Jr.ヘビー級王者だったタイガーに田口は挑戦。この一戦でタイガーは防衛に成功し、田口はタイトル戴冠を果たせなかった。
あの敗戦からからちょうど1年の月日が流れ、田口はIWGP Jr.王者として、タイガーを迎え撃つ立場にまで成長。しかし、先日行なわれた第4回「ふく面ワールドリーグ戦」で優勝したタイガーの勢いは凄まじいものであった。
容赦のない蹴り技や雪崩式ダブルアームスープレックスなどで、若き王者を徐々に追い込んでいくタイガー。苦しい展開が続いた田口だったが、ケブラーダ式プ ランチャや変型のドラゴンスクリュー2連発など新たな引き出しを見せて反撃。さらに、サムライジムの“影のメンバー”だと言う垣原賢人の代名詞カッキー カッターを繰り出し、最後はジャーマンスープレックスからの“どどん”が炸裂。流れるような見事な連続技で初防衛に成功し、その喜びを久々に解禁した“タ グダンス”で表現した。
また、10月8日両国大会で行なわれる同選手権の挑戦者に決まった稔は、入場ゲートに堂々と陣取ってこの一戦を観戦。お株を奪う“腰振りアピール”で、初防衛に成功した若き王者を挑発していた。
RESULT
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第1試合 15分1本勝負
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プリンス・デヴィット
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裕次郎
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第2試合 20分1本勝負
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飯塚 高史
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平澤 光秀
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第3試合 20分1本勝負
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第4試合 20分1本勝負
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第5試合 30分1本勝負
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第6試合 30分1本勝負
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第7試合 60分1本勝負
IWGP Jr.ヘビー級選手権試合- (王者)
- (挑戦者)
15分15秒 どどん→片エビ固め
※田口が初防衛に成功 -
第8試合 60分1本勝負
IWGPタッグ選手権試合- (王者組)
- (挑戦者組)
24分45秒 バーナードライバー→体固め
※王者組が4度目の防衛に成功