BULLET CLUBのジェイが登場し、『NJPW STRONG』のレギュラーであるイェハイとシングル対決。
序盤、イェハイがいきなりコウジクラッチを繰り出し、ジェイをロープエスケープさせる。するとジェイは、トーキック連打、エルボー、逆水平チョップなどで巻き返すが、イェハイが強烈な逆水平チョップで報復。
さらにイェハイは、自ら胸を突き出し、敢えてジェイの逆水平チョップを浴びる。すると、ジェイも胸を突き出すが、トーキックで不意打ち。そして、ハンマーブロー、顔面かきむしり、ストンピングを浴びせてイェハイを場外へ追い出すと、鉄柵とエプロンへ腰を打ちつける。
それでもイェハイは反撃に出るが、ジェイがパワースラムの形で場外へ転落させる。そしてイェハイがリングに戻ると、バックドロップ、逆水平チョップ、膝裏へのタックル、チンロック、スリーパーホールドなどで追い討ちをかける。
その後、ジェイは再び胸を突き出し、またもやトーキックで不意打ちに出る。しかし、イェハイがその動きを読み、裏投げで逆転に成功。そして、逆水平チョップ、ヒップドロップ連打、ボディブロー、低空ランニングフロントキックなどで追撃していく。
さらにイェハイはコブラツイストを極めるが、ジェイが顔面かきむしりで脱出。そして、イェハイの首をトップロープへ衝突させると、DDTで脳天をマットへ叩きつける。
続いてジェイはブレードバスターを食らわせるが、イェハイがバックブローで逆転。そして、背後からスリーパーホールドを極めると、逆水平チョップ、ジャーマンスープレックスホイップ、フィッシャーマンバスターへ繋ぎ、コウジクラッチでジェイを追い詰める。
だが、ジェイがロープへ逃れ、SSSで逆転。そして、一気にブレードランナーを炸裂させ、イェハイを葬った。
試合後、ジェイがマイクアピールを敢行。
ジェイ「オイ、フィリー、“US of Jay”にようこそ!! この中の何人がそのときここにいたかわからないが、2016年にジェイ・ブリスコとこの会場(2300アリーナ)で闘った。またこの会場で試合をすることになるとはな。今日の俺の話の論点はなんだと思う!? ここ数ヶ月間、“US of Jayツアー”をしてきたわけだ。IMPACTに出場したこともある。AEWのヤツと対戦したこともある。もちろんROHのヤツともだ。若いウィーラー・ユウタの相手もした。活きのいいダニー・ガルシアの相手もしたな。そして、今日はフレッド(・イェハイ)と闘った。俺があいつを叩きのめしていた間も、お前たち(ファン)は『フレッド』と声をあげていたな。俺と闘うとどうなるかわかっただろ!? ファンはお前に声援を送り、お前の株は上昇する。ファンもお前に味方するんだ。なぜなら俺は『NJPW STRONG』の扉を開いているからだ。あらゆる団体、選手の挑戦を俺は受け入れる。あらゆる団体の誰でもいい。世界最強の男を体感してみろ。俺は“ラストロックンローラー”であり、プロレス界で最高のレスラー“SWITCH BLADE”ジェイ・ホワイト! そして、マディソン・スクエア・ガーデンを1人で完売させた男だ! (※ベルトを掲げ)俺こそが“KING SWITCH”なんだ! さらに、現NEVER無差別級王者であり、史上初の4冠王者だ! このことからもわかるように、俺は本物のベルトコレクターだ。(※リング中央に座り込み)だが、世界中の誰かからの挑戦を受ける前にやっておかないといけないことがひとつある。俺が次に進む前にいつもやっていることだ。(※立ち上がり)とあるストレスをジワジワと感じていて、毎日イヤな感じなんだよ! 禁断の扉を開いて先に進む前に、世界中の誰かからの挑戦を受ける前に、ひとつやっておかなければならない。それは、11月13日にサンノゼで開催される『BATTLE IN THE VALLEY』でのトミー、トムトム、石井智宏とのNEVER無差別級王座戦だ!(※ベルトを掲げてからテレビカメラへ顔を近づけ)イシイ、トミー、トムトム、かかってこいよ」
ここでジェイの入場テーマ曲が鳴り響き、ジェイは両手でベルトを掲げて退場した。
【試合後コメント】
ジェイ「フレッド、思っていたよりやるじゃないか。だが、誰もお前の苗字なんて知らない。だからファンも“フレッド”としか声援をあげないんだよ。(※NEVERベルトを示し)なぜなら今日お前が闘った相手は、本物の世界最高の男だからだ。フレッド、お前なんて俺にとってはなんの問題でもない。(※ベルトを触り)いまの俺にとっての問題はイシイ、トムトム、トミー(石井智宏)だ。たしかに、この王座への挑戦を受け入れたときから気持ちが高まって興奮している。しかし、11月13日にサンノゼで開催される『BATTLE IN THE VALLEY』で、この王座への挑戦を受け入れる代わりに、あるひとつの条件を言うのを忘れていた(ベルトを平手で叩いて人差し指を立てる)。トミー、この王座に挑戦するにあたり、お前も何かを賭けろ。この王座戦でお前は何も失うものがない。だから条件の変更が必要だ。トミー、王座戦をやりたいんだろ!? だったら俺がお前を倒した場合、(※ベルトを指さし)今後一切NEVER差別級王座に挑戦できなくなるっていうのはどうだ!? (※人差ハンマーブロー件はたったひとつだけだ、トミー」
※イェハイはノーコメント